鎮(チン)圧部屋

ヴァイ(ヴァイス)

「んっ、はぁ……❤」


ブラン(ブランシュ)

「らめっ、騎士、様ぁ……❤」


レイス(グレイス)

「そんなに、んっ、激しいのは……❤」


 三人の巨乳美少女が、それぞれの部屋で自らを昂らせていた。

 それも何故か、魔法少女の衣装で。具体的には、ヴァイが青と白の、ブランが緑の、レイスが赤の服を着ている。


 しかしこの後、全員が口をそろえてごちる。


三人

「「足らないよぉ……❤」」


 と、少女達の前に、一人ずつ、しめて計三人の男が現れた。


リュウ(龍野)

「な……ナニやってんだ、ヴァイス?」


ブレイ(ブレイバ)

「姫様(ブランシュ)、何て姿をしてるんだか」


ハルト(ハルトムート)

「ひ、姫様(グレイス)……」


 それぞれが、各パートナーの痴態を見ている。

 三人は慌てて取り繕おうとするが、乱れに乱れた着衣を着ていては、説得力など皆無であった。


 と、そこに特大の音量によるアナウンスが響く。



有原

『レディースアンドジェントルメン!

 ここに召喚された変態紳士と変態淑女の皆様!


 それぞれのパートナーと共に、性欲が尽きるまでお互いを犯しあってください!』



 その言葉と同時に、男たちがケダモノと化した。


ヴァイ(ヴァイス)

「へっ、ちょ、龍野君!?

 やだっ、やめ……あんっ❤」


ブラン(ブランシュ)

「騎士様、おやめに……っ、あぁっ❤」


レイス(グレイス)

「っ、この変態騎士……。

 いえ、騎士様、やめてくださ……んんっ❤(キスで唇を塞がれる)」



有原

「さぁ、スケベな姫様方はそれぞれの騎士様にチン圧されてしまうのです!

 クフフハハハハハハハ……ッ!」


 有原は鎖で繋いだララ・アルマ・バーンスタイン殿下のぺったんこな胸を撫でながら、三組の男女が性を解き放つ様を眺めていた。


 余談だが、シチュエーションとしては、ヴァイとリュウのペア及びブランとブレイのペアが「アリ・ハリラーに捕まって辱めを受ける」、レイスとハルトのペアが「アリ・ハリラーに洗脳されたハルトが、アルヴァーレメンバーであるレイスを襲う」といったものである。


     *


ヴァイ(ヴァイス)

「………………」


ブラン(ブランシュ)

「………………」


レイス(グレイス)

「………………」


 男達が部屋に召喚されてから一時間後。

 三人の姫達は、それぞれの騎士達にこれでもかと堪能され、失神していた。その間にも、騎士達はそれぞれの姫様を貪っていた。


有原

「さて、今回運び込んだ三人に対しての監禁はもう十分でしょう。

 騎士達が性欲旺盛なのは、この際無視します」


 それを確かめた有原は、ララ殿下の太ももをもちもちとつまみながら、遠隔操作で電子ロックを解除する。

 しかし、もはや誰の耳にも、解錠音は聞こえていなかった……。

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アルヴァーレの三少女に関する最○○○議論 有原ハリアー @BlackKnight

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