ステイルメイト~黄昏の騎士と暁の戦士~
ミズノ・トトリ
久遠の空 1
『怖い』
物心がついてから、初めて見上げた星空に抱いた印象は、恐怖だった。
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仮想西暦218x年 某月某日
太陽系 金星圏 スペースコロニー『キュノサルゲス』周辺宙域
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無数の星が底なしの闇の中で煌めく、その
幼い頃はそれが怖くて、夜になると窓の外へ目が向けられなかった。
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<<巡洋艦『
<<まて!補給はどうなる!?俺達はどこへ
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だが小学生へと成長し、宇宙を舞台にしたアニメや漫画に熱中、学校の授業で宇宙にも人類が住んでいると知るにつれ、次第に恐怖は憧れへと変わった。
6つ年上の姉と2人、いつか重力の外へ行こうと、その時は
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<<<ハウンドリーダー>より<
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そして、大学を出た姉が先に宇宙へ行く事になった時、俺の中で、夢は確かな目標へと変わった。
あの煌めきの中へ飛び込むという目標に。
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<<撤退命令は!?このままじゃ無駄死にするだけだ!>>
<<っ!?2時方向、
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だが、憧れは再び、恐怖と化した。
煌めきの向こうからやってきた、強大な敵によって・・・
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