第12話門前町で・・4

曾爺さんが過ごしていた鳶の島は今見る影もなく成って居る・・そう沢山の外国人と日本連邦移住者により自然は蹂躙され複数の摩天楼が聳え立つ場所に成り果てた

 

だからこそ曾爺さんが旅をして居た頃は外界との接触を続けて居たお陰で美しき風景とか所謂拝金主義的な風潮そして退廃的風潮が蔓延をする場所に成り果てた

 

そして鳶の島諸島群には否鳶の島諸島群では日本連邦陸軍そして日本連邦海軍の駐屯基地も有る・・其れにより此の鳶の島居や鳶の島諸島群には古くから存在して居た自営集団又は防衛集団で有った「選集組」は崩壊をした

 

・・・そうこれらの時の移り変わりは確かに残酷だ今まで気づき上げた物が消えるのだから大儘組織として繋がって居た一つの繋がりと言う物が消えうせるのだから

 

そう其れも未だ20も過ぎないましてや少年と言う言葉を体現をする存在に因り鳶の島諸島群に居言い方をすれば変革者又は風雲児として本土の連中や一部の鳶の島諸島群在住者はそう持て囃したりして居たのだ

 

だが当然の如く人と言うのは意見が府一致する事も時たま否人数が多ければ多い程意見の不一致が増えるのだ

 

だからこそ鳶の島諸島群で暮らして居た亜人の中そして本土の環境保護団体の連中とかも外とのつながりは良くなかったと述べる存在も居たらしい

 

だからこそ曾爺さんの事を「破壊者」と述べる存在も居れば「革命家」だと宣う人も其れなりに居る其れ程の業を曾爺さんは創り出し其の業は子そして孫そして自分の代まで引き継がれる事に成って居る

 

そして鳶の島諸島群は東アジア情勢で重要な役割を担うと同時に東シナ海の要石であるが故に平穏と言う事が無い所と成り果てた

 

そう曾爺さんは自身の故郷の家族に会いたいと言う単純すぎる理由・・そう故郷の家族そして親戚に会いたいが為に一つの小さな世界を壊して出て行ったのだ

 

・・そうもし曾爺さんがその様な行動を取らず鳶の島の土に成る展開が有るとすれば今の己自身と言う物は多分だが存在する事が出来なかっただろう

 

なあ曾爺さんよあんたはあの島で暮らして居た日々を子孫に対して満足気に述べて居たが本心はアンタは自身の従姉の加亜良さんと最終的には決別をする羽目になるは

 

そして曾爺さんが最初に有った確か名前はフーさん本性と言うか元の姿は喜司雄さんと取柄さんの一人娘の喜志江さんだったかな

 

そう最終的に彼女は否彼女と柄野藤二郎さんは幸せな最後と言うか仲良く二人で成仏をする事が出来たんだよな・・そう約だが百年の今生の別れからよく結ばれたなあ

 

そうそして曾爺さんから見て大伯父に当たる柄野藤二郎さんのとの夢と言うか精神世界での潜在意識内での会話をしたそうだ其れで曾爺さんに沸く「そう幼き日の僕は僕自身から見て大伯父に当たる柄野藤二郎さんに有った

 

そう其れは僕と言う存在が眠りに就いて居た際に僕自身の名を呼ぶ人が居た其の人の格好は所謂侍の格好をして

 

そして其の人が(そうか御前さんが弟の孫詰まる話大甥当たる存在か・・そうか如何やら御前さんからすれば俺が何処の誰かと言うのかは知らないのも無理ないか

 

そう俺の名前は柄野藤二郎俺から見て御前は俺の弟の孫にあたる存在・・まあ早い話は親戚の伯父さんと思ってくれて構わない

 

そして御前さんは御前さん自身此の島に流された時に梟に出会っただろう其れで出来る事なら俺の代りにあの梟を慰めてやってくれ

 

そしてもしもう一度あの梟に有ったら此の俺と御前さんで話し合った事をあの梟に一言一句述べるのが難しいなら・・そうだな柄野藤二郎さんがね梟さんを見守っているよと伝えてくれればいい

 

だからもし此の鳶の島で判らない事が有ったら振ちゃん俺を頼ってくれても良い)そう述べて居たんだよな

 

そうして私は夢の世界から目覚めそして周囲を見回して見えたのは親戚の加亜良姉ちゃんと此の地で兄弟の契りみたいなのを交わした諏訪野姉ちゃんが居たんだよね」そう曾爺さんは述べて居たんだ

 

そう少しばかり物思いにふける感じをして

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