第4話寺社での出会い其の2



さてと久しぶりに食べる日本の海の幸と言う物は良い物だ・・そう向こうのメキシコでの生活では生の魚と言う物を食べる機会が無かった

 

そう私が居た場所では魚より肉の方が安かったのでメキシコ牛肉・・まあ私の前世からして見ればアメリカ産牛肉と言うべき物を食べにに食べた

 

さてと曾爺さんの子供の頃の話を書くとしますかね「僕は其の目の前の羊の女の人に僕自身が置かれている状況を述べた・・そうそして其の話を女の人は只黙々と聞いて居た

 

今振り返れば彼女の格好と言うのは所謂尼僧の格好をしていた確か尼僧に成る条件と言うのは「一つに独身又は夫の離別をするとか何とか二つに仏の教えのままに」とか何とか

 

・・まあ私自身先程述べた尼僧に成る条件と言うのは詳しくないが其れなりの条件とかが有るそうだ

 

さて幼い日の僕は先程述べた尼さんに自身の身の上を告白したら尼さんは「そう辛い思いをしたのね・・もし僕が行く当てが無いのなら私達の家に来なさい」と言う風な当時の僕を何故彼女が其処まで優しくしてくれるのかが判らないで居た

 

だが其の時の僕は「このどうしようもない現状下に置かれた僕を救ってくれた救世主」と言う様な気持ちで一杯だった・・だからこそ僕は「此の侭独りぼっちの儘誰からも忘れ去られるんじゃないのか」と言う風に思わなくて済んだ

 

そして幼き日の僕を彼女事「夢想華・取柄さん」は私に対して「振ちゃん怖がらなくて良いんだよ・・そう此処は安全だからね」と少し悲しい表情をして居たんだ」そう年老いた私の曾爺さんは少しあの日の出来事を幼い私に対して述べたのだ

 

だからこそそう・・もし私と言う存在が従姉の幸美姉さんの様な存在に出会わなかったら曾爺さんの話は聞かなかっただろうなあ

 

[幼き日の僕は取柄さんが優しく接してくれたことに強い感謝の念が生まれ彼女は幼い日の僕を「家族同然」に扱ってくれた・・そして取柄さんは「振ちゃん少しの間此処で待って貰っていい?実は今から振ちゃんが寝泊まりをする場所は少し仕掛けが有ってね仕掛けを取らないと大怪我に成るから

 

其れで少しの間此の場所で待ってね」と言う風に言われたので幼い僕は取柄さんの約束を守る為に其の儘ずーと其の場所に居たんだ・それも一時間否2時間も待った

 

だから僕は其の場で確か眠ったんだよな・・まあ今思えば随分と不用心な事をしていると言う事はして居たと思う普通なら誘拐か最悪の場合拉致又は殺害をされても可笑しくないんだよなあ

 

そしてその眠っていた僕に声を掛けて着た存在が居た其れが幽霊の女の子である相田奈恵子さんである其れで彼女は僕に対して「坊やこんな所で眠ったら風邪引くよ・・久し振りに坊やの様な存在に出会えた因みに坊やが暇なら私と話をしない

 

そう今私は暇だからなあ・・そう今まで従兄弟の兄ちゃんと姉ちゃんと楽しくやっているけど二人は今じゃ有名な存在になっちゃったから気軽に会いに行けれなく成っちゃったからなあ

 

だから振ちゃんが暇なら此の神社そして門前町の有る島を船で渡った鳶の島本島に私の家が有るから会いたくなったら歓迎するよ‥其れで振ちゃんは絵とか音楽が好きなら此の御姉ちゃんが振ちゃんの為に絵を描いてあげる

 

だから待っているよ」そう述べた後に幽霊のお姉さんである彼女は彼女の帰るべき場所へと帰って行った、そして幼い私でも「私以外の人間も嘗て此処に居た」と言うのが理解できたのだ

 

そうして幼い僕は又眠りそして目が覚めると布団の中で眠って居る事に気が付いたんだよね]そう曾爺さんは少し遠き日の思い出を思い出したのだ

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