宝石と嘘/陽月
さてお次の話は、ミステリからも離れてがらりと趣向が変わります。
母から借りた大切な指輪が偽物であったという事実が告げられない主人公は、どんな道を辿るのか。
それは偽物の宝石を巡る家族の物語。
《宝石と嘘/陽月》
https://kakuyomu.jp/works/1177354054887626791
それはダイヤモンドの指輪。かつて、父から母へと贈られた大切な指輪。何かの時にその指先で光を纏った指輪。孫のためにお金にしなさいと貸してくれた指輪。しかしそれが偽物だったと知った時、どう伝えればいいのか――。
人は嘘をつくと、その嘘を本当にするためにまた別の嘘をつかないといけない。その嘘のために別の悲しみが生まれることを理解しないといけない。
家族ドラマ系の作品は、どんな媒体であれあまり自分から読むタイプではないので、こうした作品が投稿されたことは機会ができて嬉しかったですね。加えて、「盗まれた偽物の宝石」というお題をうまく取り入れているのも好印象でした。
果たして偽物の指輪はどのような役周りを演じるのか、ご一読あれ。
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