第20話 自主企画

 皆さんは自主企画を利用していますか?


 自主企画は「もっと作品を読んでもらいたい」と思う人たちと「こんなジャンルのものを読みたいけれど検索では探しきれない」という人たちが主に利用しているのではないでしょうか。


 私もその両方の意味合いでよく覗きます。

 そして企画を立ち上げた事もあります。


 ですが主催者が掲げている企画内容に関係ない作品も結構集ってる事ありますよね。


 主催者の書いている条件や気持ちが読めない【読解力が無さ過ぎる】人たちなのか。

 追い出し機能が無いので参加した者勝ちだと考える【図々しい人】なのか。

 間違って参加したのを気付かないままの【おっちょこちょいさん】なのか。

 自分の作品を客観的に判断する事が出来ない人なのか。


 どんな人がいるために起こっている現象なのか分からないですが、私はそういった作品は読む気が無くなります。


 というか、そういった主催者の意図を無視して参加している作者さんは、せっかくのご自身の作品を読まれる前からレベルを落としてしまったり、読まれるチャンスを逆に削ってしまっている事に気づいているのでしょうか?



 この自主企画での参加は公募にも似ているところがあるように思います。


 公募先には、求められているジャンル作風がありますよね。


 けれどそれを無視すれば、それだけ落選の可能性は高まる。


 面白い作品でも、求められているところと違うところに出したら落ちます。


 ずば抜けて面白ければそんなの関係無いと考える方もいる事でしょう。


 ですがその『ずば抜けて』は社会現象を巻き起こすレベルで無いと厳しいと思います。


 自主企画にしても公募にしても、自分の作品を客観的に見れる目を持つ事は作品を受け入れてもらうためにも大事な事ではないでしょうか。


 何度も落選しているという方の小説を読んで、ん?そんなに酷い作品とも思わないけどな?と感じた事があります。


 そういった方は応募先が違っている、そういう事もあるのではないでしょうか。

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