厨二病に異世界転生は危険です
@snaosinn
第1話厨二病転生
「…風が冷たいな…嫌な予感がするぜ……」
「おっはよう!!」
「美咲か…俺に構うなお前も奴らに狙われるぞ…」
「またそんな事言ってー誰が毎日お弁当作ってると思ってるの!?」
「…そんな事頼んでない……」
「じゃあ今日はあげなーい!」
「ちょ!それは違」
ゴンッ!!!!!
痛っ…ん?血?え、体が動かない…
「誠!!誠!!誠!!!!」
…どうやら美咲は大丈夫なようだ…
何か…言わないと…体が…あ、これ
死ぬ…………
…ここは…………ん?これはまさかラノベの王道展開異世界転生では???いや絶対そうだ!!
「ふっふっふ…ふははははは!!神はやはり俺を選んだか!!!」
「え、あ、うん、その神儂ね、あと選んだってより…いや君を選んだのは儂だ!!!」
(植木鉢落としちゃったんだけどなんか勘違いしてるっぽいしいっか。)
「ふっ神よこれから俺はどこへ行くのだ?
まぁ察しはつくがな」
「えーと、確かここに、神ノートがっ…お、あったあった。えー今から君には異世界に行ってもらいます。異世界はとても危険なところです。このまま行ってしまってはまた死んでしまいます。」
「安心しろ、それは常人の話だ。
俺は違う。俺にはこの『神殺しの右手』があるからな!」
「…………えーと…そんなあなたに異世界を生き抜くための素敵なプレゼントを捧げます!」
「テッテレテッテテッテレテッテッテー
『スキルマスター』(ダミ声)」
「…………これはなんだ?」
「…あ、うん、えーと、誠ちゃん?だよね、えーと、これに向かって魔法を言いなさい。なんでも良い。思いつきのを言え。」
「魔法か…よし。下がっていろ。
『…目覚めよ!ブルーアイズ!!そして我が右手に宿りし悪魔を呼び起こし黒炎の名の下にこの大地をそして天を!全てを焼き尽くせ!ブラッディフレイムバーストォォ! 』」
「…え…それ全部呪文…?」
「当然だ…これは…はぁ…全て言って…は…やっと…発動するのだ…はぁ…」
「えぇ…スキルマスターちゃん大丈夫?……
ねぇNo dataって大丈夫なの!…」
「サトウマコトニマホウスキルヲケイショウシマシタ。」
「ふー良かったーこれで転生準備完了!」
「…やっとか…」
「じゃああっちでも気をつけてね誠ちゃん」
「ふっ…任せておけこの『神殺しの右手』がある限り俺は負けない」
「え、あ、頑張ってね、うん、じゃあ転生開始するよ」
「また会おう…神よ」
これで俺の一度目の人生は終わりを告げた
「あの子神の目の前でで神殺しってよく言えたなぁ…」
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