第35話「おはようのキスは?」




<hr>


「……」


「……」


沈黙が続く。

さっきのことが脳裏をよぎって話し掛けられずにいる。


「……」


「……」


この空気に耐えられなくなった俺は、立ち上がって扉の方へ向かって歩いていく。


「あっ…ダメ!」


桜が引き止めてくる。


「だから…その…やっぱり一緒に寝たい…」


「ふぇ?だってさっき俺…桜を襲いかけたんだぞ!?」


「知ってるよ…でも、やっぱり一緒に寝たい…」


「その執着心はなんなんだよ…」


「お兄ちゃんのことが好きだから…」


桜の声がだんだん小さくなっていくのがわかる。

同時に顔も真っ赤だった。

そうな顔されたらいうこと聞くしかないじゃん…


「……どうなっても知らないぞ?」


「いいよ…っ!」


と、なぜか俺が折れる結果となった…

そういやデレてるな…


<hr>


「おはよー」


「えへへ!お兄ちゃんもおはよ〜!」


桜の顔はいつも通り赤い。

きのうあんなことしたからかな…?

いや!?あんなことっていってもそんなことじゃないからな!?


「ん?お兄ちゃん?」


「え?ああ。なに?」


「おはようのキスは?」


「しないぞ!?」


「えー?ケチんぼ」


いや。ケチとかそういうのじゃなくて…まぁいいや。


「してよ〜!」


「はぁ…バードでいいか?」


「やった!」


「分かった分かった…するぞ?」


「うん!」


そして俺は桜の唇を合わせて、そして離す。


「んーん…ありがとぉ…」


「いいぞ…」


「お〜!朝からお熱いですねぇ〜?」


「げっ!嫌な奴が来た…」


俺と桜の時間を邪魔しやがって…


「嫌な奴とはなんだ!お前の親友だぞ!?」


「アーハイハイシンユウシンユウ…」


「嫌そうだな!?」


「むぅ…こうなると私が空気になって寂しい…」


「あぁ…ごめんな?あとで構ってあげるから待ってて?」


「やったぁ!」


「待てぇ!!俺の前で堂々といちゃつくな!うざいったりゃありゃしない!」


「「はーい」」


「分かればよろしい」


なにこいつうざい。あーこいつほんとに邪魔だ!


「で?何の用だ?」


「いや、なんとなく来てみたら会話が聞こえて来て…面白かったら聞いてた!」


「おめぇ…盗聴で訴えるからな…」


「ごめんなさいなんでもしますから…」


「ん?今なんでもするって…」


「言ってないです」


ここまでがテンプレな


<hr>


にゃはははははははは!私だ!…はい。

なんとなくカクヨムにも投稿しようかなぁ?と考えてる人です。

あと不定期でなんか新しいの描こうかな?とも思ってたり…あぁ…やりたいことが多すぎるんじゃ〜!

小説読まなきゃいけないし…漫画も読まなきゃ…

忙しいね!(遊びじゃねぇか!と言うツッコミはしないでください。フリじゃないからな!?)

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