第22話「だ…だめ?」




<hr>


今日は日曜。

俺も桜も部活は休み。とんだ偶然があったもんだなぁ…


「お兄ちゃん?」


「んんん?」


「どっか行こーよー!」


「行くったってどこへ?」


「むむむ…?考えはないよ?お兄ちゃんが考えて?」


無茶振り過ぎじゃないか!?

俺は脳みその詰まっていない頭で考える。


「はぁ…使えないなぁ…」


うぅ…ひでぇ…泣く…


「むむむ…じゃあ遊園地行く?」


「それ行きたいだけじゃ…?」


「No!そんなわけないじゃない!別に行くとこが思いつかないからっ!この前行きそびれたし!誰かさんのせいで…」


ねぇ?甘える時とそうでない時の差が激し過ぎませんか?


「はいはい…」


と行くことに決定しましたとさ。


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「着いたー!」


「そうだね」


「お兄ちゃんも!」


「何が!?」


俺らは歩いている。どこをだって?遊園地に入るためのさ、あの…改札みたいなとこまでの道!

と思っていたら着きました!

そして俺らは入場券を買い、改札的な場所を通る。


「まず何乗るんだ?」


「んー?ジェットコースターを回る?」


「待て。おれ絶叫系無理だ」


「いいこと聞いた!」


「あう…」


自ら墓穴を掘って行くスタイル…嫌いじゃないぜ…じゃねぇ!


「じゃあ行こ!」


桜に腕を捕まれ引っ張られる。


「待て!本当に無理!いやああぁぁああぁぁぁぁあ!」


必死に抵抗しているものの、力の差があり過ぎた…この時、初めてもやしな俺を憎んだ。


<hr>


「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁああああああああああ!!!!!」


「わああああ!たーのしー!」


「こいつどんな精神してんだよー!うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」


<hr>


「マジ無理…」


「さてと!も一個行こ!」


「無理無理無理!もうやだ帰るもん!」


「だ…だめ?」


桜が顔を赤らめながら上目遣いで聞いてくる。


「うがぁぁぁ!分かった!いいから!それやめろ!かわいい!」


「ちょっと!そんな大声で言わないで!場所考えてよっ!」


で、そのあとは案の定もっと怖いやつ行かされましたとさ。


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「無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理…」


「無理無理言い過ぎ!いけるいける!かっこいいお兄ちゃんだったらいける!」


「よし!俺頑張る!」


自分でも思ったよ…俺ちょろ過ぎ…


<hr>


「無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理!!!」


「わーーーーーーい!楽しー!」


「ぎゃああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!」


今日も平和です。


<hr>


呼ばれて飛び出てじゃジャジャジャーン!……はい。

疲れた。曲聴きながら描いてます(聞いてない)

いちゃいちゃなくてごめんなさい…

次回!次回いっぱい入れるから!

許してよぉ〜!…はい。

|修学旅行(地獄)まであと8日…


    __人人人人人人人人__

    >圧倒的ネタ切れ感<

    ─Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^─



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