第13話「うっわ江青…性格悪…」
「で?今日はどうしたのかな彼方くん?」
「どうしたっていうか…桜に連れてこられたっていうか…」
「嫌そうにしてるけどお前さ?顔ニヤついてるぞ?」
「え!?」
慌てて表情を戻す。
「さすがシスコン!桜ちゃんのことになると目の色と表情が変わる!」
「表情は関係ないだろ!?」
「目の色が変わるのは認めるのか…成る程…」
カマをかけられてしまった…一生涯の黒歴史だなこりゃ。
「ったああああー!もう良いだろ!これ以上言うんだったら全校放送するぞアホ!」
「アホじゃねぇーもん!」
「"もん"ってお前いくつだよ!?幼稚園児か!?あ、精神年齢は3歳か。納得」
「納得すんな!高2ですけど!?何か悪いですか!?」
「喧嘩はやめてーー!」
と、走って来ながら桜が仲裁に入る。
「痛い!」
…と思ったら勢い余ってすぐそこの柱にぶつかってしまったらしい。可愛い。
「ぶっ!!ははははははははははははははははははははははははは!
ひぃー!ひぃー!あははははは!」
どうやら江青のツボにはまったしい。
「痛いよぉ…」
「うっわ江青…性格悪…」
「ひぃー!ひぃー!あははははは!…しょうがな…ブフォ!」
桜のアッパーナックル!
急所に当たった!
江青は倒れた。
江青は敗北したため5024円を払った…
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短くてすいません。
眠いので寝る。
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