第13話 傷み

そうやって傷みをかばうようになってどれくらいが過ぎたかな


傷みはいくつも重なって長い年月が過ぎた


傷みの影響で前が見えなくなったり心に光が入らなくなる


闇の中でただくるまるようにして眠ると傷みがましに思うときもある


まばたきももうしにくいの

心も体もできたと思ったら妙にゆっくりで

弱ってきているようなの


私のすることは傷みとうまく付き合うこと


悪いことする男の見極め


それ

そのふたつが大切なこと

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