第10話 こわいもの
自分の感受性に戻ったら つらくて立っていられないかもしれないのね
さとすようにどこか歌うような話し方
どうしようって強く思ったのは 本質を突く意見だったからかな
私は こんなにも意識の底から空をあおいでいるけれど
私の意識を楽にはしてくれない
夕焼けは一番意識を照らし出すように感じる
そして 夜がきて私たちの意識はちりぢりに途切れていくよ
ちりぢりにのままだったらどうしよう こわいよ
て言っても、意味わかんないよ
と言われるから
私何かがこわくて仕方がないの
こわいの
こわいものは何?
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