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「こう言う時は……逃げるんだよォォ~ッ!」
モンスターの気迫にビビったあなたはリコスの手を握ると一目散に逃げ出した。
しかし安々と逃してくれるモンスターではなく、あなたは背後から襲われてしまう。瀕死の重傷を負ったところで、あなたは意識を失ってしまった――。
これで死を覚悟したあなた。夢の中で今までの記憶がフラッシュバックしていく。
けれど、気が付くとあなたは森の中でも安全な場所で寝かされていた。
「お、気が付いた? 全く森の主と出会うだなんてあんたも運が悪いね」
そこにいたのは例の3人組だった。どう言う事なのかと混乱していると、先に事情を聞いていたリコスが説明してくれた。彼女達は先に森に入り、そこに眠っていた遺跡の攻略を済ませた帰りだったのだとか。
「お宝はもう手に入れたから、もうこの森を探したって無意味だよ」
リーダーはそう言うとあなた達の前から姿を消してしまう。3人組が施した応急処置は完璧で、あなたは少し休んだけでまた起き上がる事が出来るくらいになっていた。
3人組が助けてくれたのとお宝の話はまた別だ。あなたはさっきの話を信じていいかどうかを考える。
助けてもくれたのだし、ここは信じよう
https://kakuyomu.jp/works/1177354054887547235/episodes/1177354054887641574
いや、自分の目で確かめるまでは信じられないね!
https://kakuyomu.jp/works/1177354054887547235/episodes/1177354054887641783
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