2

 島を巡る事に決めたあなた達は早速移動のために転送魔法陣のもとに向かった。そこで偶然王宮に調査の途中報告に来ていた3人組とばったり遭遇する。


「ふーん。リコス、それがあんたの探していた救世主?」


 3人組のリーダー、あなたより若く見える女性、と言うか少女? があなたを品定めするようにねっとりと眺めている。あなたはそこでその女性に見覚えがあるような感覚を覚えていた。


「ま、いいや。今から頑張っても無意味だろうけどね。お宝は私達が手に入れるんだから。せいぜい無駄な努力をする事ね」

「お手並み拝見です」

「どうかいい冒険を」


 リーダーに続いて残りの2人があなた達に挨拶を交わす。どうやら彼女以外はまともなようだ。3人は言いたい事を言い終えると、先に転送魔法陣に乗ってどこかへと消えていった。


 この3人組の挨拶を受けたあなたは――



 感心する

https://kakuyomu.jp/works/1177354054887547235/episodes/1177354054887574698

 対抗心を燃やす

https://kakuyomu.jp/works/1177354054887547235/episodes/1177354054887601352

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