第9話 心がパンクした日

   いつからだろう 僕が死にたいと思ったのは

   いつからだろう 僕が孤独だと思ったのは



   親父に殴られ罵倒され心がパンクしたあの日から

   僕の心が閉ざされた



   いつからだろう 僕が笑えなくなったのは

   いつからだろう 僕が幸せを感じられなくなったのは




   親父に殴られ罵倒され心がパンクしたあの日から

   僕は孤独を知った



   

   可愛いあの娘にさえ愛を伝える事ができなかった




   人を愛する事が許せなかった 




   愛する資格が無いと決めつけていた




   今、僕は思う




   自分を憎む事で人から逃げていたと




   人からもらう優しさで パンクした心が治るのなら

   生きて来た意味を知ることができるのだろう


   


   きっとあの娘に愛を伝える事ができるのだろう




*~*~*




 僕は幼い頃から孤独と共に生きてきました。


 僕は生まれつきの奇形で口唇口蓋裂という障害があります。簡単に言えば喉チンコが無いのです。鼻が潰れ、唇には傷が残っています。話す言葉が相手に通じなくて、それが原因で酷いいじめにもあいました。


 僕の障害は生まれてくる子供にも移ると思い、恋をする事にも臆病でした。


 生まれながらにして心がパンクしていたようです。


 カクヨムを始めて1年が過ぎましたが、応援コメントで優しい愛のある言葉を投げかけられ、パンクした心が癒され治っていくのがわかります。


 今の時点で、ジャンル別週刊ランキングの4位に【自殺願望が消える日に】がランクインしています。このお話を読んで評価して頂いたお陰様です。

 

 トップページに載る事でこの詩に目がとまる事を願います。


 【生きてる証しが欲しいから】も連載が続いていますので是非遊びに来て下さい。


 よろしければ、☆とレビュー文も入れて下さいね。

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