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    心に沁みるお話ですねぇ(・_・、)

    >赤子がトットに向かって指を差して、必死に何かを話している。
    >「トンウント、トンウント」
    >メモリーチップの映像が若干乱れた。
    ①トット(AI)の気持ちが揺さぶられたのかと思うと気持ちが温かくなります。

    >保育園に行きだした男の子は、トットに保育園での出来事をまくし立てるように話す。
    >トットは時に笑い時に怒り、男の子と共に感情を起伏させていた。
    ②AIにも感情があり、お手伝いとはいえ家族同様感が微笑ましいです。

    >「トット、クローゼットの隙間に入って」
    >無表情の少年に指示を受け、トットはクローゼットに身を収めた。
    >すぐさま大きな音を立ててクローゼットの扉が閉まり、
    >それを最後に真っ暗となったホログラムの映像は消えた。
    ③その子は小学生になり、世界はトットだけで無くなったのですね……。
    (結局はただの機械
     ⇒AIに感情を持たせるのは良くないのかも?)

    >少年が七歳になった頃、トットは表情を失った。
    >それに気づいたのは少年だけだった。
    >しかし少年にとっても、もうそれはどうでも良いことだった。
    上記③同様
    (もしかしたら、寿命近くになると感情が無くなる様にプログラムされている?
     人間の物忘れなど脳機能低下の様に?)

    >静まりかえるリビングで、目元を拭った男は缶ビールを一気に飲み干し、
    >腕に中にいる我が子を抱きしめた。
    >「ごめん、ごめん、ありがとう、トット」
    >肩を震わせて泣く男に、赤子は笑いかけた。
    ①~③は”親の心子知らず”的な事なのかも知れませんね。無償の愛がいじらしい。
    恩を受けた存在(AI)に感謝できなかった分、自分の子に愛情を注ぐのですね。
    (自分に照らし合わせると、とても、とてもぐっと来ます)

    作者からの返信

    心に沁みてくれたなら、それだけで作者の僕は至上の喜びに浸れるってもんでさぁっ!!ありがととござんしたたたっ!!ダッフンダっ!

    色々と感じ取って頂きまして、ありがとうございます。

    この物語はそのまんま、高性能な家庭用ロボットが発売されたら世の中はどうなるんだろう、という考えに、子供の成長を加えた物語だと思います。思います。作者だけど、そうですとは言い切れません。

    なんというか、これを書いてる時に想像していたのは、姪っ子とその母親である姉の生活でした。そして自分の子供の頃。母親にどんな態度を取っていたかなぁと。まぁ、あんまり良くは無い。。。大切だなんて夢にも思ってなかったなぁ。。小さい頃は。

    と、恥ずかしくなったので思い出はこの辺にしときますが、なんだかそんな事を思いながら書いた作品であります。

    その思い出の中の母親をロボットに置き換える事で、なおさら大切では無くなっていきました。物語の少年の様に。でもそれは凄く自然な考え方の様な気もしましたね。書きながら。大人の僕は凄く寂しかったけれど。トットがクローゼットに閉じ込められる時なんてそりゃあもう。。。

    長々と書き綴りましたが、大人にならなきゃ分からない事もあると、そういう事を書きたかったんだと思います。

    家族が大切だなんて、今でも大声では言えないけれど、物凄く大切です。

    父ちゃん母ちゃんありがとう!!

    そしてごーしぱさんありがとう!!