アリアンロッド2Eはじめてのキャラ作成~上級クラス編
てんちょ
ビルドサンプル
①ウォーロード:両武器
上級クラス編第一回は「ウォーロード:両武器」編です。
もう片方のウォーロードのビルド「ウォーロード:双武器」に比べると、攻撃的でかつ分かりやすいのが特徴になります。
ではまず、「ウォーロードの役割とは何か」から話していきましょう。
「ウォーロード:両武器」の一番の役割はアタッカーです。
そして、基本的には前線で敵と切り結び、敵の集団で最も強い敵を足止めして前線を支えるのが仕事になります。
しかし防御スキルが豊富というわけではないので、高いHPと防御力を頼りに、高い攻撃能力を駆使して「やられる前にやれ!」「攻撃は最大の防御」を体現する事になります。
まずはメイン武器を何にするか決定します。
「ウォーロード:両武器」ですので「装備部位:両」から選択します。
「装備部位:両」に分類される武器を含む武器種別は、
「両手剣」、「斧」、「打撃」、「槍」、「弓」、「錬金銃」の6つです。
「弓」「錬金銃」の二つは遠隔攻撃となり、且つサポートクラスが「レンジャー」か「アルケミスト」に限定されます。パーティ構成やビルドによっては十分に強力ですが、一部のウォーロードのスキルに対応していませんし、今回はあまりお勧めしない事にします。「打撃」はもっと特殊です。サポートクラスが「アコライト」に限定されます。どうしてもと言うなら止めませんが、あまりお勧めはしません。打撃武器をメインにしたいなら素直にパラディンでもやったほうが良いでしょう。
ですので素直にウォーリアで選択できるマスタリーの「両手剣」「槍」「斧」のいずれかから選ぶのがおすすめです。
どれも一長一短あるので好みで選んで良いでしょう。
というのがまあ「スキルガイド」までの一般論なのですが、「パーフェクトスキルガイド」でサポートクラスをバーサーカーにした場合には話が変わります。
両手武器全てに効果がある《アームズマスタリー:両》というスキルがあり、全ての「装備部位:両」に属する武器にマスタリー効果(命中判定+1D)が乗ります。これで相手によって武器を使い分けるアリアンらしからぬ戦い方も可能になります。
とはいえそれが生きるのもせいぜい下級レベル(1~9レベル)までで、それ以降の実用性はイマイチです。
ですが「スリップ」持ちの仲間が居るときに遠隔でちくちくやる……等という行動が有効な場面もありますので、メインの白兵武器の他に遠隔武器を持っておくというのは悪くない選択でしょう。
その場合はスキルでしか入手、強化出来ない「錬金銃」を使用するのは現実的ではありませんので「弓」を持つことになります。
それではメインの白兵武器は何が良いのか?という話に戻りますが、有用な「装備部位:両」の種類が少なく、攻撃力が全体的に低めな「打撃武器」以外から選ぶのが良いと思います。
つまりは「両手剣」「槍」「斧」のいずれかから選ぶのがお勧めということになります。
あれ?結局同じ結論になりましたねw
やはり餅は餅屋。打撃武器は「パラディン」に、遠隔武器は「スカウト」に任せたほうが良いということでしょうか。
しかし話が進展した部分もあって、サポートクラスに「バーサーカー」を選択した場合、ダンジョン等で入手した武器が無駄になり難くなります。
特に下級レベルではそれが顕著ですので、低レベルから育てる場合には「ウォーロード:両武器」志望のキャラクターにとって「バーサーカー」は有力なサポートクラス候補になります。
ふぅ……武器を選択するだけでかなり時間がかかってしまいましたねw
それでは二回攻撃とクリティカルで装甲無視ダメージを連発する戦場の嵐、「ウォーロード:両武器」のスキルを選択していきましょう。
「ウォーロード:両武器」の基本戦術は、
・接敵する。
・二回攻撃する
・命中判定でクリティカルを出す。
・防御力無視ダメージを与える。
・やったぜ!
となります。順番に見ていきましょう。
・接敵する。
通常はムーブで移動する事になるでしょうが、スキルで移動したり、接敵した状態でラウンドが始まったりした場合、《ファストセット》でマイナースキルを2つ使用するとよいでしょう。一長一短ありますのでマイナースキルは好みのもので良いと思います。
「何を取ればいいかわからない」という方もいると思いますので、一応お勧めとしてはウォーリアでは《スマッシュ》《バーサーク》です。命中ダイスが足りないと思うなら《インビジブルアタック》を考えてもいいかもしれません。大抵は考えるだけで終わってしまうと思いますが。
ウォーロードのマイナースキルでは、単純効果なら《アルティメットボディ》が強力ですが、前提条件の《ファイティングロウ》を入れると実に10枠(!)必要になります。
上級での必須スキルが多い「ウォーロード:両武器」では20レベルでの運用は少し厳しいかもしれません。
ここでは必要スキル枠が少なく、後の伸び代もある《フルスイング》をお勧めしておきましょう。
・二回攻撃する。
「装備部位:両」の二回攻撃は《ストラグルクラッシュ》です。回数制限の無い二回攻撃はウォーロードの売りなので忘れず取りましょう。
ちなみに範囲に敵が集まっている場合には下級で取得した《リバウンドバッシュ》を叩き込んでも良いでしょう。
複数範囲攻撃と単体二回攻撃を使い分けられるのは「ウォーロード:両武器」の長所の一つです。
・命中判定でクリティカルを出す。
クリティカルを出してください。
クリティカルを出すためにはまずは命中ダイスを増やす事。
最低でも「基本2d+《マスタリー》1d+《アームズロジック》1d+《オーバードライブ》1d」の5dは確保した上で、サポートクラスのスキルを取ったり、支援を貰うなどして頑張って増やしてください。
先ほど《インビジブルアタック》が考慮に入ると書いたのはこのためです。
確率的には10Dで2回に1回、7Dで3回に1回程度クリティカルする計算になります。10Dは無理としても7Dを確保できるのが理想ですね。
ちなみに固定値はレベルアップのたびに普通に器用を上げていればそこまで気にしなくて大丈夫です。
それでは命中ダイスを確保したところで(それでも5dではまだ心許無いですが)、クリティカルを出すための流れを見ていきましょう。
1、「命中判定」クリティカルせず、6の目も一つも無し。
2、《バトルコンプリート》にて判定を振り直す。クリティカルせず、ただし6の 目がひとつあり。
3、《グレートバースト》にて6の目を増やし、クリティカルとなった。
4、敵のリアクションはクリティカルせず。命中。
5、ダメージロールにて《バーストスラッシュ》を適用。対象の防御力を0とみな してHPダメージを算出する。
・やったぜ!
対象が戦闘不能になっていなければ、《ストラグルクラッシュ」の二回目の攻撃を行いましょう。
基本的には(特にクライマックスでは)このコンボで毎回クリティカルを狙っていきます。
他にもボス用に《ボルテクスアタック》再使用スキルの《バイオレントヒット》、係数4のパッシブダメージ上昇スキル《ハイボルテージ》、パッシブで《スマッシュ》分ダメージ上昇の《ハイパーゲイン》も取っておくとよいでしょう。
それでは以上を踏まえてスキルを表にしてみましょう。
ウォーロードスキル
《アームズロジック》 1
《オーバードライブ》 1
《グレートバースト》 両 3
《ストラグルクラッシュ》 両 1
《バーストスラッシュ》 両 1
《バイオレントヒット》 1
《ハイボルテージ》 5
《バトルコンプリート》 3
《ファストセット》 1
《フルスイング》 3
《ハイパーゲイン》 1
合計スキル枠 21
ウォーリアスキル
《バッシュ》 5
《アームズマスタリー》 1
《ウェポンガード》 両 1
《スマッシュ》 1
《スラッシュブロウ》 3
《バーサーク》 5
《ブランディッシュ》 両 3
《ボルテクスアタック》 1
《リバウンドバッシュ》 両 1
合計スキル枠 21
※「両」は両使用、あるいは両装備が条件のスキルです。
いつも通り20レベルでのビルドですので上級下級共にスキル枠は各29枠です。
上級で8枠、下級で8枠の空きがありますね。
下級の8枠は好きなスキルで埋めて構わないと思います。
出来れば命中ダイスが増えるものがお勧めですが好みでよいでしょう。
上級の8枠ですが、称号クラスを取るのならそのスキルに当てるのが良いと思います。場合によっては表のスキルを削っても良いでしょう。
しかしウォーロード一本槍でやるなら……。プレイ環境に左右されるため書き出していない有用スキルがあるので一応説明しておきます。
ダンジョンシナリオ等の戦闘回数が多いシナリオで活躍する《スラッシュブロウ》強化スキル《ストームアタック》と、PTの物理アタッカーが多ければ多いほど事実上の効果が増す《ウォークライ》です。
《ストームアタック》は戦闘毎に一回、+15Dのダメージを追加できますし、《ウォークライ》は例えばセットアップに同じエンゲージに物理アタッカーが3人いれば実に係数9(!)も同然のダメージ増加です。
ちなみに係数3のダメージ増加セットアップスキルはそれだけでも強い方です。
これは上限レベルが3、5と合計8ですので偶然にも8枠使い切ってしまいますが、環境が合うならこれでもいいでしょう。
クリティカルと防御0を軸にするため回避が高い敵や防御力が高い敵など格上に強く、範囲攻撃もあるため雑魚処理も可能な「ウォーロード:両武器」。
「やられる前にやれ!」「攻撃は最大の防御」を地で行く彼の生き様に魅力を感じたなら是非共に歩んでみて下さい。
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