《パラドスフィア物語》 ─神晶の魔光─
みゃも
作品設定など
《登場人物 紹介》
―――――――【登場人物】――――――――
≪帝国歴331年、パーラースワートローム歴314年 設定≫
【グロウ・メサ】
アヴァイン帝国の聖霊技術によって作られた、極めて珍しい≪黄金色の精霊晶(ジオメトリ・ソウル)≫である。その意識容量は高く、自ら判断し行動することが出来る。
更に、ある条件を満たすことで、絶大なる力を発揮することも可能。・・・ただし、その『条件』満たすことが少々難しい境遇に陥る。・・・実に不遇なヤツ。
【オルトー・オルシス】:
本編主人公(十三歳) 本人はまだ気づいていないが、聖霊に選ばれた者のみが使える力を備えている。そうした特別な力を持つ者を《選ばれし者 (アルデパーム)》または《呪われし民 (アルデパーム)》と呼ばれ、この時代、恐れられている。
【アリサーヴェルジュ・ロイフォート・フォスター】:(アリサ)
フォスター皇国皇帝の三女にして、第三皇帝継承権を持つ人物。(十三歳)
本編の主人公的人物のひとり。
【アーシャ・ロゼンティー二】:
作家志望で、オルトーの友人。(十三歳)
彼女は色々なモノに興味を持ち、「いつか、みんなが認めるような大作家になってやるんだから!」を口癖にした、少々変わった子だ。
特に、作品上の重要人物ではないが。主要人物の周りを常に付き纏っている。そんな娘(こ)。
【ヴィータ・レッタ】:
オルトーの友人で、アーシャの親友。
性格は、ちょっとおっとりとしているが。案外、毒舌な天然さもある。
【ピム】:
オルトーの親友。
【ティナ・バートン】
【ヴァージナリー・エシュミエール・ディ・スワート】(ヴァージ)
【ジーナ・パクストゥエール・ロム】
この作品での重要人物の一人。
アリサの教育係り。23歳。両親親族共にクーデターの疑いを掛けられ彼女の目の前で皆殺されてしまった過去を持つ。
現・皇王バレスト=ロムの計らいにより、当時まだ幼女であった彼女一人だけが生き残ることが許されるが、生涯男と交わることを禁止され、子供を生むことも育てることも叶わない身の上となる。つまり、
かつてはフォスター皇家の祖カリエン・ロイフォート・フォスターが存命中、フォスター皇国内に小さいながらも領地を頂いていたこともある名家であったが、今では衰退してしまい彼女一人だけが生き残っている。
【オルネイル・オルシス】:
オルトーの父。ガイデスヘルムの街を守る衛兵隊長である。
【ホーリー・オルシス】:
旧名、ホーリー・カラン。オルトーの母。魔道王国フォルスの呪われし民 (アルデパーム)である。(つまり能力者)
父は、同国フォルスの伝説的メラノーマ(最強の使い手に与えられる称号):ディアルヴァム・ハーン。母は、ヴァーニー・フルフレア・カラン。
カラン=今は無き、旧・王家の末裔達が代々継ぐ名。
【グレイン・バルチス】:
精霊水の解明者にして、聖霊兵器(聖霊銃/巨神機)の生みの親。
【伝説の魔女バラクード】
300年を生きるとされる伝説の魔女。
《聖者の鐘の日》以後、誰もその姿を見た事がないことから、もう既に居ない、死んだのだ、と言う者もいるが……。
【アルアおばあさん】:
救世主カリウスを直接知る人物のひとり。
【マルコーニ司祭】
カリウス教の聖地であるグローブウェル大聖堂の司祭。
救世主カリウスとファフナー教の宗教母神・女神パラ・ファームスウィートを祀っている。
【ザーイッシュ副司祭】
【ガストール・ブルクハート衛士隊長】
ジーナを密かに見初(みそ)めているが、全く相手にされていない。
【メルトロス・ベルレイン】:
ジーナとは古くからの友人であり、親友である。30歳。
【バレスト=ロム・ロイフォート・フォスター】:
フォスター皇家の外威である《ロム家》(建国者であるフォスターから続く母方の直系 (ルナ・ファルシェ)の家系)から養子として迎えられ、フォスター皇国の現・皇王として即位した。
地道な努力の末、現在では《聖王》として民衆から親しまれている。
【アムネス皇女】:
フォスター皇家の正当な直系の娘。
先代の皇家からは娘しか生まれず、男系は途絶え、長女であるアムネスの父親は外威である《ロム家》の者を迎え入れた。
【ケシミネーゼ・ロイフォート・フォスター】:
ケシミー(十歳時、没)アリサよりひとつ上。
【エルメニア・ロイフォート・フォスター】:
フォスター皇国皇帝の長女であるが、パーラースワートローム地方にある《自由自治領カスタトール》の財閥的権力者の元へと嫁でゆく。
アリサよりも、七つ年上。母親のアリサに対する態度に、よく心を痛めていた。
性格は優しく、温厚。
【ファーメリア・ロイフォート・フォスター】:
フォスター皇国皇帝の次女にして、第二皇帝継承権を持つ人物。
アリサよりも五つ年上。
アリサに対しては、中立的な立場を常にとる。まだ若く女性であるが、周りの者も認める人格者で、この年齢にしては自分の考えと道理を分け隔て脇に置き落ち着いた判断と裁量をもって行える技量を備え持つ。
しかし・・・若さ、というただ一つの欠点が時として刹那的・衝動的行動を引き起こし取り返しのつかない問題へと発展してしまうこともあるようだ・・・。
【シェイル・ロイフォート・フォスター】:
フォスター皇国の長男にして、第一皇帝継承権を持つ人物。
アリサのことを、内心では慕っている。アリサよりも二つ年下。
ケシミーが事故で亡くなるまでは、よく三人で一緒に遊んでいた仲である。しかしケシミーが事故で亡くなってからは、その仲は母であるアムネス皇女によって引き裂かれた。
【バーク執事】:
フォスターの王宮に仕える執事(61歳)
【レンフィス・アルトワーク】:
314年に於いては、メルトロスの副官である。が、やがてその頭角を現すようになる。
【ヴァグサナ・ホークナー】:
レンフィス軍の英姿の一人。
【ハゥンベルト・ラインベルズ】:
レンフィス軍の英姿の一人。
【エヴァ・カラン】:
レンフィス軍の女性剣士。魔導国フォルス出身の《呪われし民 (アルデパーム)》(僅かだが、聖魔力を持つ使い手:主に癒やし系の力を持つ)
【ディオルオム・ブライナイト評議会議会代表】
聖王として民衆から親しまれていた現・皇王バレスト=ロムが病床に倒れる中、軍事的脅威が再び訪れ始めたこの時代。滞りなく政務・軍務を行う評議会代表という地位を一時的に設立し、そこへ就任する。その後、頭角を現し出す。
【グレゴール・エシュミエール・ディ・スワート】
ワイゼル共和国の建国者を祖先に持つ、実力的権威者。共和制となった今でもその影響力は絶大である。ヴァージナリーの父。
【レゼル】
グレゴール直属の女性秘書官。
《アヴァイン帝国側》
【アナウェル・ルクシード】:
アヴァイン・ルクシードの子孫である:二十七歳。本作品での重要人物の一人。
本人は自覚無いが、性格的にアヴァインに似た所が多々ある。
【フィルウェイン・ルクシード】
聖獣兵器メナス・ギル・ウェイン専用パイロット:十九歳。兄であるアナウェルを慕っている。
【オルヴァルト・ルクシード】:
アナウェルの父:五十八歳
【ヴォーレイン・ルクシード】:
アナウェルの兄三十四歳
【シーズニー・ルクシード】:
アナウェルの妹。十六歳
【ジルキス・メルキメデス】:
アナウェルの担当補佐官。
【ハーネスト】:
グロウメサの聖霊晶転化移植に関わった、アヴァインの聖霊技術者の一人。
【バグゼル】:
グロウメサの聖霊晶転化移植に関わった、アヴァインの聖霊技術者の一人。
【カイエル・アナズウェル】:
グロウ聖霊晶転化移植に関わった、アヴァイン帝国の聖霊技術者の一人。
そして、ただ一人のまともな生き残りだと言っても過言ではない。
カルロスの子孫。
《その他》
【シャムライ】:
・・・・
【ゼクトバハーク】:
神聖将:
【アルグレイド】:
魔聖将:
※《聖者の鐘の日》とは
250年間、絶え間なく続く戦乱のこの地に、救世主カリウスがいつしか現れ。その前後、爆発的な民主化運動と暴動が起き、この250年の間でも最悪となる死傷者を出す状況に至った。そんな最中、今にも焼け落ちそうな時計台の鐘突き堂に登り、そこの鐘を激しく鳴らしながらその空しさを人々に諭しながらその者は命懸けの思いを伝え切り焼け死んでいった。
そしてそれ以後、200年以上も続いていた戦乱の時代は終わり。平和な世へと移り変わり、今に至る……。
その者のことを、ワイゼル側は『カリウス』《救世主》と呼び。
その同じ者を、フォスター側は、『ゼクト』《大いなる人》と呼んだ。
フォスター皇国=ゼクト教
ワイゼル共和国=カリウス教
……の始まりであり、2大宗教戦争の始まりでもある。
フォスター皇国が何故、『カリウス』を救世主と呼ばなかった、呼ぶことを避けたか、については。皇国側の事情に沿った、歴史的秘話がある。
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