まだ現実世界で消耗してるの? ~プロブロガーはばけんの異世界転移ブログ~

六畳のえる

まだ現実世界で消耗してるの?

公務員を2年で辞めた僕が異世界でブログを書くたった1つの理由

皆さん、どうも! ブロガーの波橋はばし賢人けんと、はばけんです!


このテキスト、文字化けせずにちゃんと読めてますかね? 結構心配なんです。だってこの文章、異世界から投稿してますから!w



そうなんです、僕は今朝、ユリーガノ王国の城に行って、転位の手続きを済ませてきました。


詳しいことはいつか別の記事で説明しようと思いますが、アフィリエイトの収益もユリーガノが魔法で設定した仮想口座と通し、さらに通貨変換魔法で円をゴート(王国の通貨)に変換してもらうことで、この世界で使えるようにしました。


住む家も決め、移民推進の援助金ももらいました。


つまり僕は、日本、いや、世界で初めての「」なんです!!!



ぐああっ! ホントは精一杯のドヤ顔画像をお届けしたいんですが、事情により写真や音声や動画は投稿が難しいので、想像で補って下さいw



アレコレ説明したいことはあるのですが、この記事をきっかけに僕のブログに来てくれた方も多いと思うので、改めて自己紹介します。


ちょっと重い話にもなりますが、これを読めば、なんで僕がわざわざ異世界に来たのか、分かるはずです。




【目次】

1.プロフィールと超はしょった大学までの生い立ち

2.就職活動で見えた、自分と社会のミスマッチ

3.市役所での日々と退職

4.ユリーガノ王国の出現

5.突然現れたチャンス

6.結局なんで異世界に行ったの?





1.プロフィールと超はしょった大学までの生い立ち


波橋はばし賢人けんとは本名です。みんなからはばけんと呼ばれてたので、そのままブロガーネームにしました笑


24歳、173センチ、70キロ。趣味は音楽聴くこと、漫画読むこと。顔も体格も中味も、いたって普通のお兄さんです。


埼玉の外れの高校を出て、埼玉寄りの東京の大学に入りました。文系でちょこっと経済学んで、サークルはちょっと旅行に行ったり夏フェスに行ったりするようなイベントサークルでしたね。





2.就職活動で見えた、自分と社会のミスマッチ

 

院に行くほど勉強好きでもないので、就活することになったんですけど、今思うとこの時既に、僕の「社会に向かないところ」が現れていたのかもしれません。


他の友達が色々業界研究とかしてたんですけど、僕はなぜか手が進みませんでした。大学までそんなことまるで考えずに楽しく過ごしてたのに、急に「仕事をして社会に貢献しろ」っていうのが、何だかすごく大きい段差に思えて。「えっ、そんな簡単に気持ち切り替えられないよ」って感じだったんです。


結局、「みんなが行きたがっているから」「安定してるみたいだから」と、流されるように公務員試験の勉強を始めました。もともと要領が良いタイプなので、あまり苦労せずに合格し、面接もうまい具合に進んで、地元近くの市役所から内定が。無事に卒業し、約2年前の春から市役所職員として「社会人」をスタートさせました。





3.市役所での日々と退職


配属されたのは市民課。いわゆる「窓口業務」です。転出・転入届や出生届の受付、住民票の発行なんかを担当していました。市民の方とたまに談笑もしながら、役所と町のみんなの橋渡しをする、とても重要な仕事だと思います。

でも、僕には合いませんでした。



毎日8時前に出勤して、開庁したら受付番号を呼び、手続きをする。それが終わったら、また番号を呼び、手続きをする。手続きは当然やり方が決まっていて、その型通りに確認や記入をする。そこに


1年経った頃から、「これがあと何年続くんだろう」と憂鬱になってきました。就職を喜んでくれた両親や親戚にも悪いと思い、何とか我慢して続けましたが、1年半を過ぎると「これは、僕がやる必要があるのかな?」と思うようになりました。


正確な手続きがあるから、みんなが安心して暮らせる。でも、そこに「波橋賢人だから出来ること」が出せないなら、僕の存在価値は何なんだろう? そんなことを考えたとき、僕はもう、この仕事を続けられないと感じました。


 

少し話は前後しますが、仕事を続けるか悩み始めた時期に、ブログを始めました。きっかけは特になかったんですけど、今思うと少しでも「自分を表現できる場所」を作りたかったんだと思います。


日々の雑感とか、近所の美味しい店とか、大したことは書かなかったけど、誰かが読んでくれるのは嬉しかった。「自分の足跡」が確かにそこにありました。


仕事を辞める。でも辞めてどうするんだろう? 他にやりたいことはあるのか。自分は本当は何をしたかったのか。



そんなとき、プロブロガーと呼ばれる人達の存在を知りました。ブログを書いて、そこに貼った広告で利益を得て、生活する。


僕は「これだ」と思いました。。それで暮らせるなら、最高じゃないか。


心を決めたら、突き進むのが僕のクセ。関連サイトを読みながらブログの収益化を進めて、ついに今年1月、1年10ヶ月勤めた市役所を辞めました。


もちろん周りには「もう少し働けば見えてくるものもある」と止められたけど、貴重な数年を何が見えるかも分からない暗闇に飛び込むのはイヤでした。自分の人生に責任を持つのは自分です。辞めるなら、潔く。





4.ユリーガノ王国の出現


お待たせしました! ここからはブルーなテイストは減りますよ!w


ということで、しばらくは退路を断つため、実家から離れて安アパートで1人暮らしをしてました(辞めた件でほぼ勘当状態になったからという噂もありますw)。


実家暮らしで貯めたお金を崩しながらブログを書く日々。でも、あの頃に比べたら全然辛くありませんでした。アクセスも順調に増え。ようやく月2万くらいは稼げるようになってきたな、という先月、皆さんご存知のあの事件が起こったんです。



異世界、ユリーガノ王国。

魔法の研究中に時空に歪みを生じさせてしまい、時間も不定期、場所も不規則に、日本とユリーガノを繋ぐトンネルが出現するようになりました。魔法を使えない人間は一方通行しか動けない、というトンネルです。



その経緯や、ユリーガノが人口減から移民受け入れを推進していること、日本と気候や大気に大きな変化がないこと、魔法に長けたユリーガノの調査員が日本を調べ、お金やネットワークの問題を魔法で解決することで日本からの受入体制を整えたことなんかは、当時の連日のメディアでご存知ですよね。



とはいえ、行ったら帰ってくることは出来ないため、日本政府も対応をだらだらと話し合っている途中。僕にとっても、なんだか映画の中の世界みたいな話でした。





5.突然現れたチャンス


いつどこに、転移のトンネルが現れるか分からない。だから、もし見つけたら絶対に近寄らずに最寄りの警察に連絡しろ。今のところ、どこの町もそんな対策を講じているかと思います。


だから、僕がどこかのファミレスでブログを書こうと夜の散歩をしているときに、その暗いトンネルを茂みのそばに見つけたときも、連絡しようかと思いました。


でも、そこでふと考えてみたんです。「飛び込んでもいいんじゃないか?」って。

仕事も辞めて、付き合ってる人もいなくて、日本からでもお金の送金が出来る仕組みがある。今の自分には、守るものがない。それなら、攻めた方が良い。


で、なんと気付いたら飛び込んでました!!!笑 心を決めたら突き進む、僕のクセですねw





6.結局なんで異世界に行ったの?


勿体ぶってきましたが、一言で言いましょう。「」です。


何を子どもみたいなこと言ってるんだと呆れられるかもしれません。パソコンとスマホと財布だけを手に、本当に手ぶらで来てしまったので、本当に無計画です。それに、画像や映像が多いからか、SNSは不安定で使えないし、メールも送信はできるけど受信はうまく出来ないみたい(たまーに成功する)。


異世界で1人ぽっちになって大丈夫なのか、今になって少しだけ不安なところもあります。



でも、僕は日本で、いや世界で初めて、異世界へ行った地球人になりました。生活コストの安いユリーガノ王国でブログを書いて、ブログの収入で食べていく。そうして「異世界プロブロガー」として活動できれば、いずれ「何か」になれる気がする。


「何か」が何なのか、自分でもよく分かってないけど、市役所で息が出来ずにいたあの頃の自分から変われるんじゃないか、そんな気がしています。






そんなわけで、このブログではユリーガノ王国での生活について綴っていきます。皆さん、どうぞお楽しみに!

そして、気が向いたらぜひ、ユリーガノに遊びに来てね!(気軽すぎ)

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