第1820話 因果応報

 なんてね、ちょっとおっかない感じのタイトルにしちゃいましたけども。ちょっと今回はね、書くかどうか迷ったんですよ。迷ったんですけども、書くことにしました。ネタがホラ、あれだから。


 カクヨムとかTwitterとか、とにかくまぁこの辺では、この『宇部松清』というのは、まぁまぁご機嫌なおばさんだと思うんですよ。無理にご機嫌でいるわけじゃなくて、ここにいる時は本当にご機嫌なんですけど、リアルではもちろんずーっとご機嫌ではないわけです。


 いや、家庭はね? 全然問題ないです。このエッセイで晒している通り、優しい旦那に、天使のような息子、小悪魔な娘と毎日楽しく過ごしています。これはね、間違いないです。仕事もですね、まぁ厄介なお客さんも多いですけど、職場の先輩達のほとんどはとってもいい人達です。ただまぁ、一部のお局さんとかね、あとはまぁ、社員ですか、その辺がねぇ、っていう。


 そう、今日はですね、その『社員』の人のお話。Aさんってことにしましょうか。


 まだウチの店に異動してきて2年とかの人なんですけども、このAさんがまぁー酷くて。私なんかはまだ勤続年数が8年くらいのペーペー(周りが勤続10~20年ばかり)なものですから、そんなにたくさんの社員さんを知らないんですけど、私の中でも歴代ワースト1ってくらいの人なんですね。


 セクハラ、そしてパワハラ。

 過去に何度か然るべき部署にチクられてお叱りを受けているらしいのですが、それを武勇伝のように語ったりして。すごい人ですよ、マジで。


 ただまぁ、社員さんは数年で異動していくので、耐えるしかないと思っていたのですが、そんなAさんが、なんと、たった2年で異動! 通常は短くても3年くらいいるものなんですけど、まさかの2年でおさらばです! ヒューッ!


 もうね、ウッキウキで!


 だから実は、カクヨムココではヒューヒュー言いながらウホウホ書いたり読んだりしてたんですけど、リアルの方では主に仕事面でげっそりしてたんですよ。あっ、あくまでもげっそりしてるのは精神面だけです。身体の方も少しくらいげっそりしてくれても良いんじゃないかな? って思ったりしてたんですけど、こっちには全然影響ねぇでやんの。


 それで、そう、そのタイトルのね、『因果応報』ってやつなんですけど。


 実は去年、別の社員さん(Bさん)が異動したんですけど、その異動先がですね、店舗じゃなくて、まぁ、あんまり詳しくは言えないんですけど、裏方チームみたいなところだったんですよ。社員の間では『左遷先』みたいな感じで呼ばれてる部署なんですよ。


 もうね、Aさん、さんざん馬鹿にしてて。そのBさん、割と年もいってる人で、たまに暴走するんですけど、それでも一生懸命だし、お願いしたことはすぐやってくれるしで、とってもいい社員さんだったんですよ。だけど、Aさんにとっては「使えないやつ」みたいな感じでですね。だからもうそれはそれは嬉しそうに言うわけですね、「あんな掃き溜めに飛ばされるなんて」って。そんで、しばらくして、Bさんはどうやら退職してしまったらしいんですけど。


 もうおわかりですね。


 今回、そのAさんが異動する先。


 そこ、なんですよね。

 さんざん馬鹿にしてた、その『裏方チーム』に異動になったんですよ。


 パートのおばちゃん達、私も含めてガッツポーズですよ。ほんとね、心の底から出ましたよね、「ザマァ!!!!!」って。渾身の『ザマァ』が出ましたね。これが因果応報っつぅんだよ、クソが! って。


 辞令が出てからですね、もう毎日のようになんか言ってますわ。


「俺は部署のメンバーを統率する立場での異動だから」

「大変だなぁ、使えないやつらをまとめるのはさ」


 ああ、ハイハイ。

 それはそれは。

 ええ、はいはい。

 大変でちゅねぇ。

 頑張ってくだちゃいねぇ。


 なんかさえずってますわ。

 小鳥がチュンチュン言ってますわなぁ。


 まぁ、このAさんがいなくなったからといって、新しく来る人がこの人よりマシだって確証は一つもないんですけども(笑)


 ただ、めちゃくちゃ嬉しい知らせだったのでね、ええ。この人が異動しないなら辞めようかな? とか思ってましたし。というわけで、まだまだあそこで働きますわ。


 やだもう、このエッセイでこんな話書いちゃったじゃないの。てへぺろ。

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