第1527話 5秒で考えたタイトルから①
先日、Twitterでこのようなハッシュタグ(#)が回って来ました。
『#フォロワーが5秒で考えたタイトルからあらすじをつくる』
何これ、めっちゃ面白そうじゃん!
宇部さんはすーぐ乗っかります。こういう企画大好き。絶対5秒以上使って考えてくださったであろう素敵なタイトルが寄せられましたので、せっせとあらすじを考えて返信です。
もったいないので、こちらにもそのまま載せることにしました。この手の企画が好きなのは、単純に楽しいからというのもあるんですけど、こうやってエッセイのネタになるということと、あと、もしかしたらこのまま小説のネタになるかもしれない、というのもあります。
というわけで、番号が振られているのがフォロワーさんから寄せられたタイトル、その下が私が30秒くらいで考えたあらすじをコピペしたものです。Twitterは140字しか呟けませんので、ちょいちょい補足も挟んでいこうと思います。コピペなので最初の一マスもあけてませんけど、気にしないでください。
①『のそのそ亭でご飯を食べていたんだがなぜか異世界に来た件』
何もかもが分刻みの目まぐるしい現代社会。食事くらいはゆっくり食べたい。そう思って入った『のそのそ亭』。食事が運ばれ、さぁ一口という瞬間にスマホが鳴る。出ようとしたが、
「ここはのそのそ亭ですから、そちらの世界の事はお忘れになって」
その言葉に従って、食事をし、店を出ると――
最初はなんと異世界ファンタジーです。なお、タイトルを下さったフォロワーさんから、「出ると?」と返事が来たので、さらに付け加えました。それがこちら。
そこは人も時間もとにかくゆっくりのそのそな世界。かけっこは常にビリだった運動神経0の青年が韋駄天としてのそのそ世界で無双する!?
「俺、午後イチで会議なんだけど……」
ほら、異世界モノでね、なんかスローライフがどうこうってやつ流行ってるらしいじゃないですか。あんな感じですよ。ただまぁこの場合のスローっていうのが、なんていうんですかね、のんびりとかゆったりみたいなやつじゃなくて、もう物理的にスローというかね。異世界人の最高時速は3km/hとかだから。100メートルを30秒とかで走れたらヒーローになれる世界です。
さてお次です。
②『家族にカクヨム作家であることがバレた件』
執筆作業中、トイレに行った隙に帰宅した旦那が、私のPC画面を見て固まっている。
うっかりミスでカクヨム作家であることがバレてしまったけれど問題はそこじゃない!
「宇部先生、大ファンです!握手してください!」
旦那がフォロワーだったなんて!
今後のエッセイはどうなってしまうのか!?
ここへきて、現代ドラマです。現代ドラマなのか、ノンフィクションエッセイなのかわかりませんが、とにかくファンタジーではないやつです。このお話の中での旦那はどうやらカクヨムユーザー且つ私のフォロワーだったようです。これは大変です。もう下手に家族のこと書けねぇよ。ていうかフォロワーだったらエッセイ読んだ時点で気付けよって話ですけど。
さぁお次!
③『異世界マチェーテ~ドクトル・ウベンの秘密~』
ドクトル・ウベンはいかにして狂気の科学者ドクトル・ウベンとなったのか――。初期装備マチェーテで異世界へとやって来た不死身の殺人鬼が人の心を取り戻すハートフル・ファンタジー。
これも異世界ファンタジーですかね。最後ハートフルファンタジーとか書いてますから、ファンタジーなんでしょうね。狂気の科学者になるのに何がどうハートフルなんだって話ですけど。ほら、血も涙もない不死身の殺人鬼から比べたらね? まだ全然科学者の方がハートとかありそうじゃないですか。
それよりも初期装備マチェーテで異世界にやって来るって、何がどうなってるんだ。トラック転生か?!
さて、お題はまだありますが、なかなか字数的に厳しくなってきましたので、分けます。しめしめ。
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