第1470話 実は『合う』疑惑
先日、旦那の弟さん(
まぁそんなこんなの良次さんなんですが、実は、感性的な部分では、私と合うんじゃないか、という疑惑がちょいちょい上がるのです。まぁ聞いてください。
もちろん『合う』というのは、あくまでも「話が合うのでは」的な意味のやつですので、浮気相手みたいな、そういう恋愛絡みの話ではありません。
まずですね、私も良次さんも二番目、次女と次男なのです。だんご三兄弟でいうところの『じぶんがいちばん次男』です。よく言うじゃないですか、三人兄弟(姉妹)がいたら、一番上はしっかり者で、末っ子は甘えん坊、二番目はマイペース、みたいな。旦那は長男で、まさに、責任感もあって頼りになるしっかり者ですが、私は昔から超マイペースと言われてきました。まずそういった部分での共通点が一つ。
まぁこれくらいならそこまで騒ぐことでもないんですけど。
何年か前、いや、十何年か前、旦那と一緒に音楽番組を見ていた時のことだったと思います。某女性歌手でした。とても上手な方なんですけども、どうしても歌い方が好きになれなくてですね。好きな人もいるかもしれないので名前は伏せますけど。
宇部「私、この人の歌い方好きじゃないんだよね。上手いんだけど、なんていうか、喉が詰まってる感じっていうか」
旦那「それ良次君(たまに君付けで呼ぶ)もおんなじこと言ってた」
宇部「マジで?」
最初はそんな感じでした。
ただまぁ、その歌手の方については、私の周囲では割と賛否ある感じだったので、たまたま良次さんも同じように思っていたのだなと、その程度だったんですけども。
後はお笑いの好みについてです。
と言っても、好きな芸人さんが被るというよりは、『面白くない』と感じる芸人さんやネタが同じなんですよ。好きなものじゃなくて、苦手なものの感性が似ているようです。
だから何だ、って話ではあるんですけど、そんな良次さんがですね、どうやら割とホラーを見るらしいということを旦那から聞きましてですね。
TSUTAYAでぷらぷらとDVDを物色している時に、ジャパニーズホラーのコーナーに差し掛かったわけですね。そこで、いかにもなおどろおどろしいパッケージを指差して言うわけです。
旦那「これ、良次君が見たらしいんだけど」
宇部「おっ、どうだったって?」
旦那「全然怖くなかったって」
宇部「マジか! こんなに怖そうなのに!」
旦那「全然だったって。怖くないというか、むしろ面白くないまであるらしい」
宇部「面白くないまで!?」
もうここまで全然と言われると逆に気になる。そう思いませんか、皆さん。
それがですよ。Amaz〇nPrimeさんであったものですから。もう見るっきゃねぇってなって。むしろ見るしかねぇみたいな流れになって。私の中で。
それをね、いま見てます。
うん、確かに全然怖くないし、何なら面白くもない。
せっかくなのでそのレビュー的なものについてはまた回を改めて。
ただまぁ、確かにもしかしたら話は合うかもしれないですね。じゃあお話したいかって言われたら、それはまた別の話なんですけど。
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