第1405話 Cの疑惑
疑惑ですよ、疑惑。まーた無駄に仮面ライダーW風にね。
この年の瀬にね、宇部さんにコ□ナ疑惑ですよ。疑惑ってことは違うんじゃねぇかって話なんですけど、まぁ聞いてください。
ことの始まりは数日前の私のお休みの日でした。親が休みの日は学童は利用出来ないということになっておりますので、子ども達はまっすぐ帰ってきます。ウチに帰ってくるorおばあちゃん家の二択です。
その日は娘がおばあちゃん家、息子が我が家の予定でした。
が。
旦那「〇〇さん(お姑さん)ちょっと風邪気味みたいだから、娘も今日家に帰ってくることになった」
旦那からのラインです。オーケーオーケー任せとけ。そういうことなら今日の夕飯は 『いももち』にでもしましょうかね。子ども達にこねこねしてもらいましょうかしら。
そんなのんきなことを考えつつ、いつも通りに過ごしていたのですが。
その時から、なんとなーく喉がイガイガしておりました。はて、昨日の仕事でそんなに声を張ってたかしら。八百屋さんでもあるまいし?
とりあえず龍角散のど飴を舐めながらカクヨムです。楽しく過ごしておりました。
すると。
旦那「〇〇さん(お姑さん)、コ□ナだったわ」
な ん で す と !
とんでもないことになりました。
とはいえ、ちょっと身体がだるい&微熱程度とのことで、重症ではないとのこと。打ってて良かったぜコ□ナワクチン。
とりあえず、24日のクリスマス会は延期、そして、明日以降、旦那の仕事が終わるまで学童利用が確定(ほぼばあちゃん家で過ごす予定だった)。私の朝のルーティンにお弁当作りが加わりました。よし、やったるで、と決意を固めたその夜。
宇部「良"夫"さ"ん"、な"ん"か"声"が"変"な"っ"た"」
旦那「うわぁ、何その声! どうした!?」
宇部「わ"か"ん"な"い"」
さぁえらいこっちゃです。
もういい加減いちいち『"』をつけるのが面倒になったので、宇部さんの台詞は脳内でスペシャルガサガサボイスに変換してください。
旦那「熱! 熱は!?」
宇部「(測る)37.4℃だね」
旦那「特別高いわけでもないな……。症状は? 声がおかしいだけ?」
宇部「とにかく喉がめっちゃ痛い。食欲はある。味覚もある」
旦那「成る程。とりあえず、子ども達寝かしたら、俺色々買ってくるよ! 飲むゼリーとか、アルコール除菌の何かとか!」
宇部「いや、まだコ□ナと確定したわけでは。落ち着いて良夫さん」
旦那「買っといて良かった、抗原検査キットぉぉぉぉ!」
あれよあれよという間に検査開始です。結果は陰性。
宇部「陰性でしたな」
旦那「陰性でしたな」
宇部「でも一応明日病院行ってくるよ。コ□ナじゃないにしても風邪は引いてるだろうし、お薬ほしい」
そうして迎えた翌朝。
もう起きた瞬間にわかりました。
熱、ないな。
測ってみます。
36.7℃でした。ド平熱です。ただ喉は痛い。
その後、病院が開くまでごろごろ過ごし、たまに熱を測ってみましたが、やはり36℃台。だけれども、最近コ□ナにかかった人の話では、ずっと微熱だったり、ひたすら喉が痛いだけだったり、などという感じだったこともあり、まだまだ疑いは晴れません。
ちなみに、調理台の上には飲むゼリーとカップ麺が所狭しと並べられており、アルコール除菌のスプレーとウェットティッシュまでありました。お店屋さんが開けそうなレベルです。
宇部「良夫さん……これ……多くね? 私、どうやらコ□ナじゃないっぽいんだけど」
旦那「これはほら……備蓄! 大丈夫、俺も食べるし! 夜中に小腹空いたら食べる!」
宇部「夜中に小腹空いてもカップ麺はやめときな?」
とまぁそんなこんなでですね、病院にも行きましたが、まぁコ□ナではないんじゃない? 一応明日の朝も検査してみてね、って感じでしたとさ。
※検査の結果陰性でした
それにしても、一体この風邪はどこから……?
色んな人のコ□ナ罹患レポートでですね、喉が痛い喉が痛いって聞くものですから、喉の痛さでビビり散らかして忘れてましたけど、そういや私の風邪って大抵喉からくるんでした。
あっ、すっかり忘れてましたが、メリークリスマス、皆さん!
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