第1380話 成る程、こういう風にね
こないだね、怖いことがあったんですよ。
こんな季節なのにね、今日は怖いお話。もうね、身の毛もよだつやつ。
先日、みんなでご飯を食べに行ったんですよ。お姑さんがご馳走してくれるってことでね、回転寿司ね。私はナマモノを食べられませんので、お肉のお寿司とか、納豆の軍艦とか、とにかくまぁそういうやつを食べてたんですけど、いやー、息子がね、めっちゃくちゃ食べるんですよ。量もさることながら、種類もね、色んなの食べてて。ママびっくりよ。娘はまだ納豆とか玉子とかハンバーグとかなんですけど、息子がね、もう全然生魚を食べるわけです。私の子なのに!
個人的にびっくりしたのはアジですね。何かいきなり食べてみたいとか言い出して。いやもう何かほら、子どもが食べる魚のお寿司って、赤身のやつっていうかね? マグロとかサーモンとかそういうイメージがあったんですよ。もちろんサーモンも食べてたんですけど、アジって! いや、ていうか、アジもまぁまぁびっくりしましたけど、開幕からウナギ食べてましたからね。好きなんですよ、ウナギ。どれもこれもママが食えねぇやつ! その後もね、エビとか、あと何だっけ、アサリの何かよくわからない軍艦とかね、もうめちゃくちゃ食べて。たぶん私より食べてて。
それでもう本当にびっくりしたし、彼の成長が嬉しくてね、それで写真を色々撮って(もちろん娘も)、そんでそれをね、北海道の私の家族のグループラインに送ったんですよ。
そしたらね、パッと既読がついてね、
姉「小説って何」
って。
!!?
むしろ小説ってなんのこと?
そう思いますよ。
私が送ったのは可愛い可愛い子ども達がお寿司をもりもり食べているところのはずだが? って。
慌てて確認ですよ。
そしたら。
どっさり送った子ども達の写真の中に、小説管理画面のスクショが……!
確かにね、ここ最近Twitterで進捗がどうこうって呟く際にその管理画面のスクショを添付したりしてたんですよ。だけどね、Twitterに載せる時は多少加工して、タイトルとかタグとかの部分は切り取って、文字数の部分のみにしたりしてたんですよ。なのに、その時はよりによってその未加工のスクショをラインしちゃったわけですよ。
終わった……、って思いましたね。
もちろんカクヨムのことは北海道の家族にだって内緒なんですから。
光の速さで言い訳を考えましたとも。
宇部「これ友達のやつ。間違えた」
もうね、我ながら何言ってんだって思いましたよ。
どんな友達だよ、この画面のスクショ送り付けるとか。
この瞬間、『宇部松清』が私のイマジナリーフレンドになりましたわ。
それでもまぁ、一応姉はね、深く突っ込んできませんでしたよ。もしかしたらね、もう全部バレてる可能性もありますけど、そこは大人の対応っていうかね? 大事でしょ、見て見ぬふりってやつは。大人の世界にはね。
いやもう、私いつかやると思ってはいたんですよ、この手のうっかり。たぶん旦那にバレる時もこういうのでバレるんだろうなって。その時もたぶん心の準備が出来てなかったら(そして書籍化の話もなかったら)、友達のやつってことで押し切るんだろうな、って。もうほんと私何なんでしょうね。我ながらほんと片時も目が離せない。自作のパンチが弱いから、せめて実生活の方で刺激をってこと? 余計なお世話だ! 間に合ってます!
とりあえず、スクショの画面をくまなく見たんですけど、ユーザーIDは載ってるものの、作者名はなかったので、作者名で検索されてさらにこのエッセイもがっつり読まれて色々バレるってことはないと思いたいんですけど。一応ラインの画像は消したし。それも保存されてたらアウトだけど。でもまぁ、『カクヨム』ってどこにも書いてないから、そもそもこのサイトに辿り着けない可能性も……! 頼む、姉がカクヨムユーザーじゃありませんように!!
えー、そんなこんなで開幕前からやらかしてる新作がですね、どうにか間に合いましたんでね、念のためタイトルも変えて明日からスタートさせます。時間は爽やかな朝の6:03。話によっては、こんなの朝から読めっか! みたいなのもあるかもですけど。
せっかくなのでタイトルももう載せます。
『曰く付きでもお任せください! 開かずの×××お開けします! 〜何でも食べちゃう見た目天使の悪食、ボス激LOVEのやや獰猛なボク(獏)っ娘と共に男装鍵師のお手伝い?〜』
です。何とか19万字くらいでどうにかなりました。全53話。ヘタレ陰陽師が77話で約23万字ですからね。ちょっと今回は1話の文字数が多め。
そんで今回のは本当に色々センシティブというか、読む人を選ぶ内容だと思いますので、あらすじ部分に注意事項を載せてあります。ご確認の上、ご興味がありましたらぜひ。
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