第1373話 Tだけは譲れない

 またしても、またしてもアルファベットで濁す感じのタイトルになりましたことをお詫び申し上げます。申し上げましたが、今後も度々登場することをこの場を借りてご報告させていただきます。


 違います、Tバックの話ではありません。

 そんな爽やかな朝の時間にアラフォーおばさんのパンツの話なんて書くわけがないじゃないですか。カクヨムここは全年齢対象の健全なサイトですよ?


 さて、今回のTですけども、ちょっと今回は無駄に引っ張ってみますので、一体どんなTが飛び出すやらと期待に胸を膨らませておいてください。違います、胸とか書きましたけど、ブラジャーの話ではないです。何度も言いますが、ここは全年齢対象の健全なサイトです。アラフォーおばさんの下着の話なんて書きませんよ。


 そんな茶番を挟みまして。


 最近ですね、ほら、色々値上がりしてるって話を書いたじゃないですか。なのでね、少しでも食費を押さえようって思って、食材の質を落としていってるんですよ。質を落とすってなんかすごい上からな感じで書きましたけど、要は、『ト○プバリュ』に替えた、ってだけです。


「何よ! 普段からウチはトッ○バリュよ!」


 って方、すみません。馬鹿舌の癖に何か譲れなかったんですよ。トップ○リュに限らず、これまで、PB商品はせいぜい消耗品くらいだなーなんて思って、床掃除用のシートとか、ラップとか、そういうのはめちゃくちゃ利用してたんですけど、口に入るものはな、って思ってたんですよね。


 しかも、トップバ○ュの場合、本当にイ○ンが作ってるというか、いや、実際のところはわからないんですけど、製造がイ○ンになってるじゃないですか。ウチの職場にもPB商品ってあるんですけど、実は作ってるのは大手だったりするんですよ。例えばペンキはアサ○ペンさんが作ってたりします。そういうのだったら全然安心して使えるんですけど、『イ○ン』だとね。それ専門の会社じゃないじゃん? みたいなのがあってですね。


 でもそろそろ背に腹は代えられないし、いっつも見てるお料理上手なユーチューバーさんも普通にトップバリ○利用してるしな、ってことで、ちょっとずつ色んなものを○ップバリュに変えていってるわけです。ただ、一応原産国とかはチェックしてます。そこはね、一応ね。


 いまのところ、味噌汁用の充填豆腐、油揚げ、ツナ缶、オートミール、胡麻、鶏がらスープの素、バター辺りはト○プバリュになりました。さすが馬鹿舌で名の知れた宇部家です。誰も違いがわかりません。イ○ングループの企業努力なのか、我々の味覚が馬鹿なのか。


 それでですよ。

 いよいよドリップコーヒーもですね、行ってみたんですよ。どうなんだ、って。毎日コーヒーを飲む私ですから、そこに関してはちょっと舌がアレかもしれないじゃないですか。

 とりあえず、メインで飲むのはインスタントのやつ(腸活が何たらって書いてるやつ)なんですけど、お休みの日の執筆のお供にはちょっと気合を入れてドリップしたやつを飲みたかったりするわけです。そういう時のコーヒーをトッ○バリュにしてみたわけです。


 もう、全然これで良い。

 私は違いのわからない人でした。

 イ○ンの企業努力なのか、私の舌が馬鹿なのか。


 それでですよ。

 てことは、そんな中でもこれだけはトップ○リュに出来ねぇ、譲れねぇ、ってのがタイトルにある『T』なんだろうな、って、そうなるわけじゃないですか。そもそもそういうタイトルですし。その通りなんですよ。

 

 結構色んなものをトップバ○ュにしてきましたけども、もうマジでこれだけは何があっても、例え30円くらい値上がりしたとしても絶対にこれだけは、っていうのがあるんですよ。


 それが、Tです。


 ちくわです。


「いや、『ち』って『CHI』なんじゃね?」


 さんざんT、Tって言っといて、何なら冒頭でTバックがどうとか書いといて。


 CHIなの!? TIなの!?


 私、入力する時『TI』で打ってるんですよ。『し』は『SHI』だけど、『ち』は『TI』なんですよ。調べてみたら、ヘボン式だと『CHI』で訓令式だと『TI』らしいです。学校で教えるのはこっち(『TI』)だとか、何だとか。でもあれね、字面だと『TI』って『てぃ』感がすごい。


 まぁ書いたものは仕方ないので、TIKUWAってことにします。とにかくちくわなのです。ちくわだけは、ちくわだけは絶対に『かもめのちくわ』一択なのです。煮てしまえばとか、細かく刻めばとか、そういうことじゃないんです。もう『かもめのちくわ』を知ってしまったら他のちくわは食べられません。これ全国で売ってるやつなのかな。青森の会社のやつなんですけど。


「ちくわなんてどこも一緒でしょ?」


 なんてベタなCMみたいな感じで他の安いちくわを買ったら、マジで「駄目だ! どこも一緒じゃなかった!」ってなりましたから。あの時の旦那(当時彼氏)の「でしょ?」という得意気な笑みが忘れられません。 

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