第1353話 駄目な時はとことん駄目
近況ノートの方でね、ほら、息子のゴリラの絵を載せたじゃないですか。その日がですね、まぁノートのタイトルにもあります通り、メンタルがボコボコでして。
まずその前日にね、魔法のiらんどのコンテストに出してたやつが全然駄目だったわけです。宇部さんはね、まぁまぁ割と一次の通過率は良いんですよ。
ただまぁ、どれだけ一次を通過しようとも、二次(あるいは最終)は駄目なんですよ。まぁ、しょうがないなって思うんですけど、二次は無理でもせめて一次は通過したい、みたいなね、そういうのがあるわけで。だからね、今回結構ショックで。ちっくしょーって思ってですね。
そんで一晩明けたらこのエッセイの★が減っててね。ほら、退会とかだったら、新たな評価をいただいた時に「あれ? 増えたはずなのに変わらない(あるいは減ってる)」って感じになりますけど、普通に評価を取り消した感じならすぐに反映されるじゃないですか。なので、退会したから消えちゃったとかそういうのじゃなくて、その人の意思で「よし、取り消そう」ってなったわけです。何だろう、何かその人の気に障るような内容だったかしら。家族自慢が鼻につくとかそういうのかしら。待て、もしやこれがカクヨムコンあるあるのアレか?! いよいよ私にも来たか?! なんて考えてですよ。
そんでそれを息子のゴリラ絵に癒してもらったわけですが、何でしょうね、その日の運勢、大凶だったんでしょうね。
おひとり様1パック98円の卵が買えなくて。
16時から始まるセールで16時5分に着いたのに買えなくて。
嘘でしょ。5分だよ? すれ違う人のカゴを見ればね、もう当たり前のように2パックとか入っててね。あやうく闇落ちするところでしたよ。闇の力で世界を滅ぼしかねない。
もうね、色んなショックが襲ってきてね、しょぼしょぼお買い物ですよ。宇部さんはもうメンタルがクソ雑魚なので、これくらいのことでもうマジでしょぼしょぼなんですよ。
その日はね、家に大量の大根があるものですから、大根メニュー3日目(初日はおでん、二日目は大根ステーキ)ということで、今日はちょっとこってりした感じにしよう、ずっと肉っ気もなかったし、豚バラと炒めようかしらなんて考えていたんですよ、それで副菜をどうしようかな、それはスーパーに着いてから考えよう、さ、まずは卵を買って……、って感じで、もちろん早足ではありましたけど、そんなのんきなことを考えて入店したものですから、頭真っ白になっちゃって。
とりあえず、卵は必要なので、168円のをカゴに入れてね。わかります、この屈辱? これでもね、一応これも安くはなってるんですよ、いつもより10円ですけど。だけど、もう98円の卵を知ってる私ですから。確かにそれよりもちょっと良い卵なんですよ。だからこその168円ではあるんですけど。だけどいまの私にはね、敗者の卵なんですよ。敗者の味みたいなね、そういうやつなんですよ。卵料理作る度に泣けてきそう。
それでもうね、副菜がまーったく考えられなくてですね。
豚バラ大根に何を合わせれば良いんだろう、って。お野菜もね、高いですよ。これといってピンと来るやつがなくてね。もう何周した? ってくらい店内ぐるぐるしてね。
その結果、手羽中買ったからね。
豚バラと大根を甘じょっぱい感じにこってり炒めるっつってんのに、手羽中を焼肉のたれに漬けて焼いて出したからね。肉料理の副菜に肉ぶつけたから。待って、この場合、メインが手羽中? どっち!?
そんな感じでしばらく宇部さんは多少防御力が低下しておりますので、しばらくの間、積極的に子ども達に癒されにいくなり、旦那の匂いを嗅ぐなりして過ごします。
つまり、いつも通り過ごします。
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