第1323話 第8回カクヨムコン要項

 もう全然タイムリーじゃないんですけど、カクヨムコンの要項が出ましたね。予約投稿をずらすの面倒なので、こんなタイミングで失礼します。


 カクヨムコンはもう何年参加しているか覚えてないんですけど、とりあえずここ三年くらいは出してます。新作で参加したのはアレかな、木綿ちゃんのやつからだったかな? それまでは旧作の使い回し(言い方よ)だった気がします。


 ざっと要項を見て来たんですけど、アレですね、もう『恋愛』『ラブコメ』に関しては絶対これなんですね。もう議論の余地もねぇ。いや、ここまで来たらね? 良いんですよ。わかってます、『恋愛』は女性向けで、『恋愛』なんて堅苦しい感じで書いてるけどラブコメもOKで、『ラブコメ』は男性向けなんでしょ。わかってるわかってる。


 ただ、私以外の人はどうかな?

 特に初めて参加する人とか。

 結局ね、大変なのは運営さん側だと思うんですよね。


「んもー、完全に女性向けなのに『ラブコメ』で応募してるじゃん!」って。


 なってるでしょ、これまでも絶対。良いの? 私知らないよ? 名前どうにかしようよ。『ラブコメ・恋愛(男向け/女向け)』でいいじゃん。


 なんて書きましたけど、今回はですね、私、『恋愛』でも『ラブコメ』でもないものですから、もう全然その辺はマジで関係ないんですよ。


 何せ今回はですね、何でも食べる妖怪のお話ですから。もうがっつり現代ファンタジーですよ。恋愛要素はほぼなし。一方的に好き好きアイラビューンなキャラはいますけど、恋愛はなし。いまのところは(可能性だけは残しておきたい)。


 ただこのお話がですよ。途中まではすんごいノリノリで書けてたんですが、かなり序盤にチラつかせた(チラつかせたどころじゃないけど)重い過去がですね、ちょいちょい顔を出してくるんですよ。その重さに引っ張られてどんどん重い話に……! おかしいな、想定では、「そんな重い過去はあるけれども、基本的にはゆっるゆるなコメディで、主人公のことを超溺愛している相棒がキャッキャキャッキャしてる話」のはずだったんですよ。


 えっ、宇部さん溺愛モノ書けるの? って思われたかもしれないんですけど、あのね、書いててわかった。


 私の書く溺愛って確実に何か違う。


 主従関係的なのもあるし、もちろん創作だから美男美女だし、ある意味相思相愛に見えなくもないんだけど、巷で流行ってる『溺愛』と違う。

 

 これアレだ。


 おーよちよち、可愛いでしゅねぇ~、のやつだ!


 赤ちゃんとか動物を愛でる感じの溺愛だ! バブバブ!!


 とりあえず溺愛とか書いておけば読まれるかな? っていう浅はかなアレで『溺愛』ってタグにもちょこっと書いたりしたんですけど(姑息な手段)、たぶん数ページで「あっ、これ違うな」って判断されるでしょうね。いや、数ページでも読んでもらえりゃ儲けもんよ。


 それでもまぁ、なんやかんや生みの苦しみを味わいつつも楽しく書いてたんですけど、Twitterでですね、気になる呟きを見まして。


 今回新設された『カクヨムプロ作家部門』ですよ。もうどう考えても自分には関係のない部門ですよ。いや、関係ないと思ってたんですよ。


>歴代のカクヨムWeb小説コンテスト受賞者、及びカクヨム発の書籍化作家(こちらに掲載されており、発売日が2022年9月30日までの単著作家が対象。


>歴代のカクヨムWeb小説コンテスト受賞者

>歴代のカクヨムWeb小説コンテスト受賞者

>歴代のカクヨムWeb小説コンテスト受賞者


 ねぇ、これまさかですけど、短編賞の佳作は違うよね?! ね?! 違うと言ってよバーニィ!


 嫌だよ私、どう考えても私がいて良いところじゃないでしょ! 木綿ちゃんとかヘタレ陰陽師ならまだしも、何でも食べる妖怪だよ!? 需要どこにあんのよ! 私の中だけだよ!


 そしたらね、要項の中の『よくある質問』が更新されまして、どうやら短編賞は該当しないということがわかりました。


 良かった! 

 というわけで参加します、普通に!

 私にしか需要のなさそうなジャンルですけど、参加します!

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