第1133話 『私だけのヒーロー』

 本日はあれですね。1133だから、『1133いいみみ=良い耳』ですね。まぁ、だからといってそんな良い耳のエピソードはないです。ちなみにどこかで書いたかもですが、宇部さんの耳は小さいです。あんまり気付かれないというか、指摘はされないんですけど、自己申告すると、


「あれっ!? ほんとだ、耳ちっさ!」


 って言われたりします。顔がでかいだけかもしれません。


 父方の祖母がですね、それはそれは立派な福耳でして、父親もまぁそこそこ福耳寄りだったんですけども、父親には運動神経と指以外似ていない私なものですから、当然そこも遺伝しませんでした。何か少しでもインパクトを出したくて大学生の時にひたすらピアスをあけまくり、さすがに社会人になってからは放置してたんですけど、案外塞がらないものですね。いまもちゃーんとあいています。惜しむらくは、若いうちに軟骨にもあけておきたかったな、って。いまの職場、ピアスは耳たぶに一つのみって決まってて。ピアスってあけたらしばらくは入れっぱなしにしとかないといけませんから。私が書籍デビューして印税でウッハウハになったら考えます。そんな日は来ません。


 さて、だいぶ字数を稼いでほくほくなわけですけど、KACのお題ですね。『私だけのヒーロー』と。


 もうね、これも激ムズで。

 ていうか、簡単なお題なんてこの世にないんじゃないのかな。これがね? 『陰陽師』だったら全然イケるのになー、って一瞬考えたんですけど、確かにネタはあるけど、それはそれで4,000字なんかじゃおさまんねぇな、って。だから結局字数制限があるやつは全部難しいんですよ。つってもそんな2万字も3万字も書くつもりはありませんけど。


 それで、そう、『私だけのヒーロー』ですよ。何が難しいってあなた、私、皆さんご存知の通り、特撮大好きなんですよ。特撮ったらもうアレですよ、ヒーローですよ。つまりはヒーローが大好きなんですよ。それをね、このエッセイでも公言しているわけですよ。少しでも私のことを知っている人ならば「あっ、宇部さんの得意なコースじゃない?」みたいなことをね、考えたかもしれないんですよ(自意識過剰)。


 ヤバい。

 普段から特撮大好きって言いまくってるんだから(それほど言いまくってはいない)、なんかすんげぇの書かないと! って。それがプレッシャーになっちゃってですね。ただ、『私だけのヒーロー』って言われたらもうあのヘタレ界の頂点に君臨する陰陽師しか思い浮かばなくてですね。何となくKACではスピンオフは避けたいなと思ってたんですけど、浮かんじゃったら書くしかないというか、その日はとにかく忙しかったものですから、とりあえず書くだけ書いてやれ、そんでその後もう一作書けば良いや! って。


 という経緯で生まれたのがこちら、


斗え、ツッコミ仮面!

https://kakuyomu.jp/works/16816927861608369105


 そして、その後意地で書き上げたのがこちら、


『タイムトラベラー・SHIN-GO!~未来の女性総理大臣を救え!~』

https://kakuyomu.jp/works/16816927861784409099


 ちなみにこのタイムトラベルの話はですね、そういや数年前に参加したKACでも似たような話を書いてたな、って。これもね、SFなんですよ。私はSFといえばタイムトラベルしか書けないみたいです。むしろSF=タイムトラベルと思っている節がある。


この朝を守れ!

https://kakuyomu.jp/works/1177354054888939954

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