第950話 13日の金曜日芸人
こないだね、職場で『13金(『13日の金曜日』はこう略すと良いみたいです)』トークをした、って話を書いたじゃないですか。その後、アメト〇〇ク(伏せ字のしかたよ)で『漫画大好き芸人』っていうのを見て、ふと考えたんですよね。
「『13日の金曜日』大好き芸人ってあったら、私のところにオファー来るんじゃね?」って。
旦那からもね、「間違いなくくるね」って、太鼓判いただきましたから。
アメト〇〇クを知らない方にざっと説明しますと、初期の頃はどうだったか知りませんけど、いまは「〇〇大好き芸人」みたいな感じで、特定のジャンルをこよなく愛する芸人さん(やタレントさんなど)がそれについて語ったり、アピールしたりする、って番組ですね(こんなんで良いのかな)。
そんなわけで、13日の金曜日大好き芸人について、ちょっと考えてみたいなって。
まず最初は大まかな説明ですよね。こういう殺人鬼が出てくるホラー映画ですよ、って。
するとね、会場のお客さんとか、MCの蛍原さんも「あー知ってる知ってるー」って反応になるわけです。そんで、蛍原さんが言うわけですよ。
「あれやろ? ホッケーマスク被ってチェーンソー持ってるやつ」
はい、ありがとうございます。
そういうの抜群な方ですから。欲しい台詞くれるから。さすがプロ。
ここで、私も含めた大好き芸人達は呆れ顔ですよ。はい、出ましたー、みたいな。
そこから展開される話題として、
『①ジェイソンはチェーンソーを使わない』
『②最初からホッケーマスクではない』
これはもうお決まりですね。会場の人も視聴者さんもたぶん8割くらいびっくりしてくれるはず。つかみはバッチリです。
ここでフリップや映像などを使って、いかに彼がチェーンソーを使わずにリア充共を屠ってきたか、そしていつあのお馴染みのホッケーマスク姿になったかをプレゼンするわけです。
そして、ここで『リア充』というワードが飛び出しますから、その流れで③です。
『③ジェイソンさんは性に厳しい』
許さん、R18! とばかりにアハンウフンが展開されるや必ず嗅ぎつけてやって来るという、風紀委員長ぶりをアピール! クリスタルレイクの風紀委員長とは俺のことだ!
だけど彼もプロなので、どのシーンで数字を取れるかちゃんとわかってますから、襲うのはあくまでも事後。カップルのイチャイチャを邪魔しません。
そしてお次は、彼の不死身っぷりにも触れておきたいところなので、
『④ジェイソンさん不死鳥伝説』
ということで、倒れても何度でも立ち上がってシリーズを生み出してきた彼の復活シーンの数々を紹介。ただこれも、彼が自分の意志で復活したというよりは、人間側の熱い期待に応える形が多いわけです。お墓は大抵荒らされちゃうし、ヤメロっつってんのにキャンプ場でイチャつくしで。
その辺からもう彼がいかに周囲の人間に求められているか、っていうのがわかるわけです。
おそらく時間的にこの辺で終わりになるんじゃないかな、と。もちろん、我々大好き芸人側の衣装はジェイソンさんのコスチュームです。ホッケーマスクの人もいれば麻袋スタイルの人もいます。作業着の人もいるし、シャツにジーンズパターンも。
あと、ダンボールとかで作った武器も欲しいですね。本物とか、小道具さんがマジで作ると色々危なそうなので。私はマチェーテかボウガンが良いですね。ダンボールでも良いですし、マチェーテならフェルトでもいけそうです。
いつか本当にやらないかな。『13日の金曜日芸人』じゃなくても『殺人鬼が出るタイプのホラー映画芸人』でも良いから。そしたら私、ジェイソンさん枠で出るから。フレディさん枠でも頑張るけど。
ちなみに、もちろん自作の宇部駒覆面の上からホッケーマスクを被る感じで、肩書は『アマチュアエッセイ作家』で出ますね。
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