第946話 ワクチン行ってきます

 さぁ本日は、わたくし宇部の第一回コ□ナワクチン日でございます。

 まぁどう考えたって、たかだか注射一本打つだけですから、面白エピソードになんて発展するわけないでしょうし(フラグじゃないことを祈る)、それより副反応もあるという話ですから、もう全然笑えない感じになる可能性もありますからね。


 とにもかくにも、この話が更新されている時間(早朝5時6分)は確実にまだお注射されておりません。そんで、これを書いているのはもちろんそれよりもずっと前ですから、いまの私に出来ることは、副反応でえらいこっちゃになっているかもしれない未来の私のために、出来るだけたくさんのストックを作ること……!


 というわけで、せっせとストック作りです。こうなるともう質より量ですから。さもさも普段は質の高い話をお届けしているみたいな雰囲気で書きましたけど。そんなことはもちろんないです。


 さて、それじゃあどんな質より量の話をしようかな、って話になるわけですけど。


 夢ね。

 夢の話をしとこうかなって。

 ちょうど今日、変な夢(だけど宇部的には定番のやつ)を見たから。


 私の見る夢って割とバリエーションが少なくてですね、脱出ゲーム系のやつとか、日常系(つまり何の事件も起こらないやつ)がほとんどなんですね。魔法が使えるようになるとか、人外になるとか、そういうファンタジーなやつはごくごく稀にしか見ません。

 そんでその脱出ゲーム系と日常系のやつも、宇部として参戦するパターンか、もしくは幽体離脱的な感じで俯瞰で見てるパターンかのいずれかなんですよ。


 で。

 そのどちらにも言えるのがですね、一緒にいる相手が謎っていう。


 夢の中の私は、例えばその人を途中まで『良夫さん旦那』だと思って接してるんですよ。でも夢が覚める頃なのか、だんだん「あれ、この人良夫さんじゃないぞ。ていうかまじで誰?」って。そこから、ぎゃああああ、誰! ってなって起きるっていう。もう最悪の目覚めですよ。


 そんでこれが、例えば友人なり、俳優さんなり、とにかく少しでも知ってる人とかだったらまだ深層心理で会いたがってる、みたいな感じでわかるんですけど、ほんとに知らない人なんですよね。たぶんニュースの街頭インタビューとか、今日見かけたお客さんとか、脳は覚えてるけど、私は覚えてない人なんじゃないかな、って。だから彼らが登場する意味が全くわかりません。

 

 それでですよ。

 そんじゃあ目覚めた時どうなるか、というと。


宇部「!!」←目覚める

旦那「うぉ、どうした」←隣でビクーッてなるからちょっと起きる

宇部「ずっと良夫さんだった……?」←寝ぼけてる

旦那「えぇ? 良夫さんでしたけど……?」←寝ぼけてる

宇部「いや、良夫さんじゃなかったでしょ……?」←寝ぼけてる

旦那「良夫さんですけど……?」←寝ぼけてる

宇部「そんなわけない。良夫さんじゃなかった(スヤァ…」←二度寝(危険)

旦那「えぇ……(スヤァ…」←二度寝


 旦那からしてみたらたまったもんじゃないですよ。寝起きでいきなり存在を疑われるんですから。


 夢診断とかそういうやつやったら、どんな結果になるんでしょうね。何かおかしな願望とかあったらと思うとおっかないので調べてません。


 というわけで、この後11時にお注射されてきます。

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