第935話 とことん駄目な日

 悪いことってほんと重なるものでして。

 先日ね、もう色んなことにメンタルがボコボコにされちゃったんですよね。いまはメンタル回復しているので、供養の意味でここに書きますけど。


 まずね、ワクチンですよ。

 ええ、いま話題のコ□ナワクチン。他の県の摂取状況はわかりませんけども、私が住んでる市では、最近になってやっと30代の予約がスタートしまして。旦那は40代なのでその前に接種券が来たんですけど、これがまた、Jの事務所のコンサートかな? ってくらいに予約が取れない取れない。


 集団接種の会場ならまぁまぁあったりするんですけど、当日の混み具合とか、そこに行くまでの手段とか時間とかそういうのを考えるとですね、旦那(車で行ける)はまだしも私はなぁ、と。そうなると個人病院になるわけですけど、こちらは枠がやはり少ない。

 

 ただ、電話よりはネットの方が繋がりやすいので、予約開始時間の5分前から頁を開いていざ勝負!


 まぁ、結果として取れたんですけど。第二希望の個人病院で。


 これがね、悔しいんですよ。最初第一希望の徒歩3分くらいの病院が空いてて飛びついたんですけども、時間が14時とかでですね。これ、午前中だけでも仕事した方が良いのかな? ってためらったその瞬間に埋まったんですよ。うっそ!


 もうその時点でかなり凹みましたね。実はその時、月一のお客様がお見えになっている週でして、私の場合、物理的な痛みはそこまでないんですけど、メンタルの防御力がだだ下がるんですよ。ほんとにちょっとのことでもこの世の終わりかってくらいに沈んじゃう。時期が悪かったですね。


 そんで何とか第二希望の病院で取れたんですが、何せ初動でミスってるものですから、考えるな、感じろ! ってことで何も考えずに予約したわけです。すると自動的に2回目の摂取が三週間後に組まれるんですけど、それが数ヶ月前に予約した人間ドックの前日……。副反応によってはキャンセルじゃねぇか、と。もうね、私何やってんだ、ってメンタルがズッタズタ。息子のマラソン大会(あるのかな)の予定はちゃんとチェックしてたのに、そこはノーマークだったんですよ。


 いまから日程をずらしてもらえないかとドックの方の病院に電話したんですけど、そこの担当(病院だけど、ドックは別の部署の管轄らしい)の人がめちゃくちゃ感じが悪くてですね。覚えている方はいないかもなんですけど、いつぞやの、検診を受けるためにはクーポンがないとね的なことで私を翻弄した人(推定)っぽくてですね。この人、話し方が独特で、基本的に、ハッ、って鼻で笑いながらしゃべるんですよ。


「(ハッ)コ□ナワクチンと当方のドックは~、基本的にぃ~(ハッ)無関係ですのでェ~。(ハッ)あくまでも当日の? 体調次第と言いますかぁ?(ハッ)」


 って。

 いや、そうかもしれないけどね?

 インフルとかね、おたふくとかね? そういうやつじゃないじゃん。いや同じかもしれないけど、ここまで副反応がどうだこうだって騒がれてるやつだし、何かあるのかと思うじゃん?! ていうかアンタらもこのワクチンは初でしょうよ。同じ対応するにしてもさ、もうちょっとこっちに寄り添った感じでしゃべれないものですかね?! って。


 そりゃあね、無知な私が悪いんですよ。もしかしたらそっちの世界ではね、こんなの常識中の常識かもしれませんよ。だけどね、いざドック当日にね、身体は全然平気だったとしてもね、「昨日コ□ナワクチン打ってきました」って申告したら「あー、予防接種後はドックって出来ないんですよー」って言われる可能性もあるかもって思うじゃん? だから確認の意味もあったのに、そんな対応する? 私そんな馬鹿な質問しましたかね?! って。


 もう、これが結構ボディに来まして。


 それでその日はふて寝したりだらだらしながらカクヨムしてたんですけど、夕方から息子の歯医者(定期健診)もあったので、どうにか奮い立たせてお化粧したんですよ。そんで、歯医者さん頑張ったらご褒美にちょっといいデザート買おうねー、なんておてて繋いでね。


 そんで、待ってる間にスマホでカクヨムのページを出したんですよ。書きかけ(しかも新作のやつ)になってるページね。


 で。

 

 その続きをPCで書いていたのをすっかり忘れて、保存押しちゃったんですよ。


 1,000字くらいでしたかね。

 書いてたんですけど。

 書いてない方のページで上書き保存しちゃった、っていう。


 これがトドメでしたよね。

 もうボッコボコでしたわ。


 結局、家に帰ってPC開いて、ひたすら戻るボタン押したらその画面が残っててくれたので保存し直して事なきを得ました。スリープ状態にしてて良かった……。


 だけどその日はすべての気力が尽きてしまったので、子ども達のご飯(先に作っておいた)とお風呂を旦那に任せ、19時くらいに寝ました。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る