第864話 グレムリン
映画がね、Amaz○nPrimeにありまして。昔見たなぁ、って。昔も何もコレ、1984年の映画なんですね。何で見たんだろう、金曜ロードショーかな。
見たことがない方もいると思うので、もちろんネタバレはなるべくしない方向でいきますけども、それでもほら、あのフッワフワの可愛い生き物についてはどうしても触れないといけませんのでね、その辺のネタバレも許せない! という方は今日はここでお別れです。
明日はもっと万人受けするお話をしましょうね。いまのところネタは0ですけども。
というわけで、グレムリンなんですよ。
まぁ、あのフッワフワのギズモはひたすら可愛いんですよ。吹き替えで見たんですけど、えっ、こいつこんなにペラペラしゃべるっけ!? と驚いたのはまぁ良いです。
主人公のビリーの声!
関さん!?
関俊彦さんじゃない!
土井先生じゃん! 私の土井先生じゃん!(私のではない)
そんで、そのビリーの友人(友人にしてはめっちゃ子ども。どうなってるの彼の交友関係)! お前! トミーじゃないか! 13日の金曜日完結編で闇落ちし、後の『新13日の金曜日』と『13日の金曜日6』でも青年ver(もちろん俳優は別の人)で主役(たぶん)を張ったトミーの少年期の彼じゃないか!
そんなドッキドキの出会いもありながら。
もうね、ビリーの中身が土井先生だとわかるともういつ懐からチョークケースや出席簿を出すかと気が気ではありませんでしたね。ただし練り物(かまぼこなど)は勘弁な。
それでそう、『グレムリン』なんですよ。
私が今回ここで述べたいのは、その可愛い生き物の話ではないんですよ。主人公ビリーのパパ(発明家)なんですよ。
ちょっと考えたら『光ダメ』『水ダメ』『夜は飯食わせんな』なんていうヤバすぎる禁止事項のある生き物を息子へのプレゼントになんかしませんって。しかもその生き物、モグワイ(『グレムリン』はモグワイが狂暴化した時の名前)をですね、彼は最初100ドルで買おうとしたんですよ。1984年の円相場はどうやら1ドル251円らしいので、100ドルでも25100円。その後200、300までいったかな。だとしても75300円。ペットショップで子犬を買うとしたら、犬種によっては桁が一つ違いますからね。大金ではあるんでしょうけども、ちょっと安くないですかね。しかも最初は25000円とかだったわけですし。
とまぁ結局店主の孫が、金欲しさにそのモグワイをパパに売ったわけですが。
それでですよ、このパパのヤバいところは、職業が発明家、という点に尽きると思うんですね。しかもあれですよ、ろくなもん作りませんから。その当時としてはもしかしたら画期的だったのかもしれませんけど、一番のお勧め商品が十徳ナイフみたいなやつ(歯ブラシとかカミソリとかが出て来るし、歯磨き粉とかシェービングクリームも入ってるっぽい)ですからね。
そんで、彼の家にはそんなパパの発明品で溢れているわけですけども、ジューサーとか、コーヒーメーカーとかね、もう絶対液体が吹き出す仕様。ジューサーはまだ良いとしてもコーヒーなんて熱湯ですからね。危険極まりない。その上、どういうわけか、最終的には(さんざん吹き散らかした後)なんかドロッとした液体が出て来るんですよ。材料はオレンジとかコーヒー豆のはずなのに、何をどうしたらそんなドロッとしたゲル状に仕上がるの!?
あとあれですね、ママが強い。
グレムリンになったモグワイとキッチンで戦うんですけど、ママ、すっげぇの。調理器具とかで
もうね、ギズモの可愛さよりもそっちのヤバさがすごくて。
あと土井先生が素敵で。
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