第760話 『直観』
このお題、悩んだ方多かったんじゃないですかね。『直感』じゃなくて『直観』なんですもん。
私なんかは正直なところ、「『直観』? あれ、言葉として見たことはあるけど、『直感』とどう違うんだろう。そもそもいままで生きてきた中で『直観』なんて使ったことあるかな」状態でしたからね。
だから、まず調べましたよね。Yah〇o!の検索窓に『直感 直観 違い』って入力しましたわ。
まぁー、わからないわからない。
うまいことまとめているサイトがあったのでそちらを参考にしたんですけども、読んでもなんかピンとこない。私の読解力どこにいったんでしょうね。国語はずーっと5だった記憶なんですけど、もう全然わからないの。
とりあえずですね、
『直観』は、論理的に説明が出来て、速いスピードで頭に浮かぶ感じで、記憶や経験から意識的に処理されるらしくて。
『直感』は、論理的に説明が出来なくて、意識にも上がってこなくて、経験から無意識的に処理される感じらしいです。
えっ、皆さんこれでわかりました? バシーっと伝わりました? 私これでもぶっちゃけちんぷんかんぷんなんですけど。
そんで、『直観』の方は『ひらめき』とも書かれてたんですよ。えっ、ひらめきこそ無意識なのでは? って思いましたもん。『直感』の方は『何となく』とかそんな感じで、なぜそう浮かんだのかって説明出来ないやつらしいんですけど、私のひらめきってたいてい説明出来ないですよ。いやー何となくそう思ったんだよね、って。
そんじゃ私のひらめきは直感なのか、っていう。
だから、これ恐らく普通にKACに参加してたとしてもですよ、結局ここで躓いてたんじゃないかな、って。前回の『走る』は実体験のエッセイだと書くことがなくてかなり困りましたが、物語ならね、どうにかなりそうじゃないですか。キャラクターを走らせときゃ良いんですから(そんなわけない)。
いや、『直観』で何を書けと。
だからこれで書いてる皆さん、ほんとにすげぇなって。
皆勤賞をとった前々回は『シチュエーションラブコメ』の意味がわからなくて苦労しましたけど、まぁあれはあれで何とかなったというか、そこで生まれたキャラクターが後に長編にまで成長(蓼沼さんと柘植君)しましたからね、ほんと人生って何が起こるかわからないものですよ。
そういや、昔営業の仕事をしていた時も、調子の良い時はとにかく直感だったというか、何でかわからんけど何か上手くいったな、みたいなのが多くてですね、先輩からは、
「これを維持するためにも、何が良かったのか、何を変えたから良くなったのかをちゃんと残しておけ」
って言われるんですけど、そんなのわかりませんよ。テープに録音して何度聞いてもわからんのです。先輩に聞かせても、声が出てるとか、それくらいのことしか言ってくれませんでしたし。いや、調子が悪い時のテープでも、「声は出てるな」って言ってたじゃん。
トークを変えたりはしないんですよ、基本的にマニュアル人間ですから。
だから、もしかしたらたまたまそこの市場が緩かっただけ、っていう可能性もあるんですよ。教材系の営業なので、地域性とかぶっちゃけ大きいんですよ。学校の方針として、そういうのをガンガン勧めるところもあったりするので。
でも、先輩はそれを理由にすると怒るんですよ。
仕方ないから適当に「笑顔が良かったかもしれませんね」とか言いましたよね。テープでわからない部分ったらもうそこしかないので。
そんで、異動後はそこそこ頑張ったので部下を持つことになったのですが、これも困るわけですよ。どうやったら上手くいきますかって聞かれても、自分でもわからないんですから。
だからもう言いましたよね。
「とにかく笑顔で元気よくやってりゃ良いよ」って。
それでもそこそこ上手くいったみたいなので、それで良かったのかな、って。そこまで成績の良い班ではありませんでしたが、和気藹々で楽しい宇部班だったと思います。
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