令和3年1月

第682話 明けましておめでとうございます

 今年もどうぞよろしくお願いいたします。


 ってもちろんこれを書いているのは2020年なんですけどね。

 しかも、書いているのは大晦日。

 おまけに年賀状の印刷をしながら、っていう。まだ出してなかったのかよお前。


 いや、だってね、聞いてくださいよ(言い訳)。

 若者の年賀状離れってやつです。

 何か一昨年辺りから、なぁーんか年賀状が来ないなぁって思ったらですね、


『今年から、ウチ年賀状やめたわ』


 ってLINEが来たりするんですよ。

 えっ、やめていいもんなんだ、年賀状って!


 とちょっと衝撃を受けましてですね。でもまぁぶっちゃけ年賀状って新年のご挨拶じゃないですか。お手紙とは違って、そこからお返事を書いたり、ってこともないわけですよね。明けましておめでとう、はい、こちらもおめでとうってだけなら別にLINEでも良いわけですよ。何ならすぐに届くし、返事も来るし、そこから別の会話も出来たりするし。風情がないとか言われちゃったらそれまでではあるんですけど。


 なので、年賀状はそういうデジタルが苦手なご年配の親戚とかに限られてくるわけですよね。その上、まぁ、切ない話、そういった親戚は年々少ーしずつ減っていくわけでして……。


 とやっているうちに、気付けば大晦日になっていた、と。まぁ、完全に言い訳なんですけど。


 それでですよ、いませっせと印刷してるわけなんですが、ウチのパソ子ちゃんがですね、まぁまぁ新しいくせに誰に似たのか(確実に私)ポンコツなんですが、ウチのプリンタさんもなかなかのわがまま娘で。


 えっ、宇部さんトコの家電って軒並み女の子なの?! という突っ込みは置いといてですね。


 プリンタさん、最初の4枚刷っただけでなんか力尽きちゃって。いや、力尽きたっていうか、やる気なくしたのかな? いっきなり『印刷出来ませんでした』とか言い出して、ウンともスンとも言いやがらねぇ。


 いや、彼女にしてみればですよ。

 こんな荒っぽい使い方をする主人なんて嫌なんでしょうよ。普段は全然かまってくれない上にろくに手入れもしてくれず、使いたい時にだけ電源を入れて、終わったらさっさと電源を落として、ってね。これが彼氏だったら最低ですよ。全然愛がない。


 だけどね、君はプリンタなんだ。

 往々にしてプリンタってそういうもんじゃないのかい。会社のなら常時電源オンでバリバリ働いてるだろうし、メンテナンスも業者さんが丁寧にやってくれるんでしょうけど、君、一般家庭のプリンタだで? それでも私、給与明細を印刷するのに最低でも月に1回は電源入れてるよ?


 もうね、毎回毎回歯向かってくるんですよ。

 何年か前の年賀状印刷ではですね、どういうわけだかいきなり白黒印刷になりましたし(そんなモードはないはずなのに)、喪中カラーで刷られてしまうという大事件が勃発し(両面を一気に印刷すると白黒になるので片面ずつ刷った)、そこまでじゃなくても今回みたいに途中で力尽きることもしばしば。


 これ何なの、プリンタが悪いの? それともパソ子に問題があるの? それとも無線LANだからなの?!


 もうね、何で新年一発目のエッセイからこんな内容なんだよ、って話ではありますけどね。仕方ないんですよ、だっていまのところ、ネタがこれしかないんですもん。


 あと5枚刷るだけなんですけど、果たして何時間かかるのやら……。


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