第647話 明日の私と、過去の私

 ここ最近、寒くなって来たからか、ちょっと眠いんですよね。たぶん私、前世は熊だったと思うんですよ。だから恐らく冬眠しようとしてるんじゃないかな、って。熊だったら本当は白熊派なんですけど、彼ら冬眠ってしないですよね、きっと。ていうか、住んでるところが年がら年中冬みたいなところある。じゃあ、やっぱり羆かなぁ。羆だったら良いなぁ。


 そんなことはさておいて。


 とにかく眠いものですから、「これはもう明日の私に託すしかない」っつって寝ちゃうんですよ。でもその『明日の私』もだいたい眠いので、さらに『明後日の私』に託して……とやっているうちに、もうこんな時期ですわ。おい、マジでカクヨムコン目前じゃねぇか!


 この調子だとやはり新作の初日スタートは厳しそうだな、ということで、泣く泣く初日投稿は諦め気味です。その代わりに、今年も旧作を出します。かなり昔に書いたもので、WEB仕様じゃなかったのをWEB仕様にして、あとちょいちょい発見された誤字脱字等々を直して――というやつなので、内容はほぼほぼ変わってません。だけどもずっと引っ込めたままなのも可哀相なので出します。


 で、これがですよ、全部で415話あるんですよ。驚き! ただ、本編は130話くらいなんですよ。しかもそのうち50話くらいが後日談的なやつという。大変なので、区切りの良いところまでで良いかな、と。それでも81話。そこだけでも10万字超えるので、その後は様子を見ながら出していく予定。


 なので、その過去作をちょいちょい読み返していたらですね。


 刺さる刺さる。

 私に刺さりまくり。

 えー、何この作者さん、私の好みにストライクの作品書くじゃない! 誰? なんていう人? え? 宇部? それって私じゃーん!


 って、ひとりで激しく自画自賛ですわ。

 私どんだけ自分の作品好きなんだよ。


 ただ、問題はですね、めっちゃ刺さったのは期間中に投稿するその81話の部分じゃなくて、ていうか約130話ある本編の方でもなくて、残りの番外編部分という。


 何かつくづく思うのがですね、何か、過去の私の方がうまかった気がするな、って。ほら、昔はいまほどコメディ書いてませんでしたから。そんで一人称じゃなくて三人称で書いてましたし(何となく一人称の方が書きやすい気がする)。


 たぶん、昔よりうまくなった部分もあると思うんですけどね、ほら、何事も積み重ねじゃないですか。それからもう何年もほぼ毎日何かしら書いてるわけですから。


 確実に言えるのは、ブラインドタッチが出来るようになった(よく間違えるけど)ことでしょうか。技術的な部分かよ!

 あとはそうですね。コメディは……、まぁ書いていなかった頃も頭の中は変わってませんので、それを文章に出来るようになった、という部分と、100字にも満たないネタを薄く伸ばして1500字くらいにする能力でしょうか。いずれにしてもろくなもんじゃないですね。


 あっれ、もしかしてこれ老い?

 明日の私がぽんこつなのって老いのせい?!

 ちょっともう昔の私、優秀過ぎるんだけど! 誰かタイムマシン発明して!!

 

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る