第645話 何倍までいくのか
皆さんのお財布の中にポイントカードって何枚入ってます?
私はもう厳選して厳選して3枚にしました。家から一番近いドラッグストアと、イオン(ただし家から近いのはマックスバリュ)、そして家から一番近いホームセンターのやつです。私があとよく行くお店って言ったら、しまむらさんとTSUTAYAなんですけども、そういやTカードはお財布に入ってませんし、しまむらさんはポイントカードないし。
病院の診察券ですとか、めったに行かないお店のカードなんかは、通帳とかお薬手帳とかそういうのを入れているポーチの中に収納しています。普段は家と職場の往復ですし、帰りに寄るお店もマックスバリュくらいですから。そんで、お休みの日にお買い物するぞー、って場合にそのポーチも鞄に入れるわけです。
いや、ほら、最近レジ袋が有料になりましたんでね、エコバッグを持ち歩いているわけですよ。そしたらその分荷物が増えちゃって。いや、エコバッグ自体は昔から持ってたんです。だけどそれは、いろんなお店でちょいちょいお買い物したやつをまとめて入れる感じだったというか。これが有料となるとですよ。まぁ有料っていってもだいたい3円とかなんですけど、それでも何かもったいないような気がして、特大、大、中ってな感じで、ありとあらゆるお買い物に対応出来るように数種類持っているわけです。そのせいで鞄がパンパンに……。なので、せめてお財布を小さくしよう! ということで。
って書くと、「おっ、ということは宇部さんって基本お支払いは電子マネーなのね。スマートで素敵!」ってなると思うんですけど、ところがどっこい現金派。めちゃくちゃ高額なやつだけカード払い。お財布の中、小銭がじゃーらじゃらですから。まだまだ電子マネーは信用出来ないのです。
さて、そんな宇部のお財布事情は置いときまして。
いや、ポイントカードの話がしたくて、今日は。
いまはもう転勤生活が終わりましたんで、ポイントカードを厳選することが出来たわけなんですけども、ちょいちょい転勤していた頃は、行きつけのお店がころころ変わるものですから、お財布の中のカード達も先月までレギュラーだったやつがいきなりの戦力外通告を受けたりして。地域密着系のスーパーだと仕方ないですね。
それと、全国にあるにはあるけど、家から遠くなったために行く機会がなくなった、というのももちろん戦力外です。どんなに安かろうと、そこに行くまでのガソリン代でトントンだぞ、みたいな。
じゃあ、そんなころころ転勤するならいっそカードなんて作らなきゃ良いじゃん、とも思うんですけど、だってカード会員だと色々お得だったりするんですもん。会員価格とか、それからポイント〇倍ってやつ。
いや、このポイント〇倍がですよ。
仙台だったかな、とりあえずいま住んでるところとは違う県のスーパーだったんですが、そこのポイント〇倍が何かすごくて。
初めてその『ポイント〇倍』を聞いたのは、確か『3倍』だったんですよ。
「3倍♪ 3倍♪ ポイント3倍っ♪」
ってずっと流れてて。
おー、ポイント3倍なんだー、それじゃ張り切ってお買い物しちゃお!
なんて思ってですね。
そしたらまたある日。たぶん翌週とかではなかったんですよ。数週間か数ヶ月か経ってたと思うんですけど、
「5倍♪ 5倍♪ ポイント5倍っ♪」
って。
えっ、嘘。5倍パターンもあるの?! だったら3倍の日に買ったら損じゃん! って。いや、そう思いますよね? よっしゃ、張り切ってお買い物したろ! ってね。なるじゃないですか。関西弁になる必要はないんですけど。
そしたら、またある日。
「7倍♪ 7倍♪ ポイント7倍っ♪」
7倍?!
大丈夫この店?!
もうこうなるとポイントが倍にならない日ってお客さん来ないんじゃない?! って心配になりますよ。お得にお買い物が出来るのは良いんですけど、大丈夫なの? ってちょっとハラハラしたりして。
でもね、まだこんなもんじゃなかったんですよ。
「10倍♪ 10倍♪ ポイント10倍っ♪」
やらかしやがったんですよ。
10倍って。10倍っておい。
その後他県に引っ越しましたので、それからどうなったかわからないんですが、10倍を聞いてしまいましたからね、もうその辺のスーパーの「本日ポイント5倍デーです」なんて全然フツーフツー。
いまはもしかしたら20倍くらいになってるかもしれないですね。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます