好きなことを、好きなだけ

第641話 ふんだりけったり

　ちょっと今日は病気絡みのネタです。苦手な方、申し訳ございません。

　数年前からですね、身体の一部にちょっとしこりがあってですね。私なんかはスーパービビり野郎なものですから、そういうのを見つけたら即病院に行くんですよ。何か悪いものだったら怖いから正直行きたくないけど、放っておいて手遅れでしたー、の方が怖いじゃないですか。

　なので、ちょっとこれおかしくない？　と思ったら割とすぐに病院に行く私です。

　そんで、結局検査したところ、まぁ腫瘍は腫瘍であるものの、良性なので心配はありません、ということでですね。だけど、念のため定期的（半年とか一年ごととか）にまた来てくださいねー、って。

　人間ドックも受けてますけどね、それとは別にやってる感じです。

　で、先日、お休みの日に行ってきたわけです。そしたらですね、まぁ、こんなに振り回される？　ってくらいに振り回されてもう怒りが収まらないものですから、ここで発散してやろうぜ、っていう。すみませんね、そんなことにこの場を使ってしまって。

・病院の前に息子の通学指導が入ってしまい（みどりのおばさん的なやつ）、朝から大忙し

・そんな中旦那が寝坊してせっかく作った朝ご飯が微妙に残る（私の昼食になる）

・家を出る前に自転車のバッテリーを充電したはずなのにちゃんと充電器にはまっていなかったらしく、されていない（残量50％）

・3キロ離れた病院へゴー！（天気が良かったのが唯一の救い）

・無事に受付完了、診察開始まで待つ（1時間くらい）

・しばらく待ってお名前を呼ばれたので行ってみると、「宇部さん、前回『検査を受けるように』とお伝えしたので、診察ではありません」と言われる

・前回もここに来て診察を受けてから検査したんですけど？　と食い下がってみるものの、「とにかく検査を」と看護師さんに言われてしまい、帰される

　まず病院だけでこんな感じなわけですよ。で、看護師さんからですね、ここの2階に検査の受付がありますから、と言われたので、案内された部署に行ったわけです。そしたらですね。

「クーポンはお持ちですか？」

　って居酒屋みたいなこと言われたんですよ。えっ、病院もクーポンの時代？！

　でよく聞いたらですね、その検査、市の方で助成があったりするらしく。ただし、年齢が何歳以上で、且つ偶数年とか奇数年とかそういうのがあるみたいで。

「そのクーポンがないと自費になりますので、市役所に行って、まずそれの申請をしてください。それで、そのクーポンがお手元にある状態で電話予約してください」

　えっ。

　これから市役所行けってか？！

　まぁ、今日は休みだし、お天気も良いから（重要）行けなくもないけどさぁ。

　というわけで、病院からさらに３キロ離れた市役所へゴー！

　途中、なぜか歩道のアスファルトを全取り換えする工事みたいなのをやってて、歩道がオール砂利という「ここだけ昭和か！」みたいなところをががががががと通って何とか市役所へ。

　やっとの思いで市役所に行き、息も絶え絶えに（嘘）「検診のクーポンください」と言いますと、

「ここじゃなくて別の建物なんです……」と。

　試練は続くよどこまでも。

　ただ、受付のお姉さんがそこに電話をかけてくれまして、電話で申請出来ました。女神かと思いましたわ。

　そんで、もう心が荒みまくってですね、この状態で家に帰ったら何を破壊するかわかったもんじゃねぇ、と思い、図書館に避難。あの静かな空間で本に囲まれたらきっとこのささくれだった心も少しは癒されるはず。

　で、落ち着いてから図書館を出たらですね、着信があるわけです。

　かけ直してみると――、

「申し訳ございません。先ほどのクーポンなんですけど、宇部様の場合、まだ四十歳ではないので対象外でして……」

　――えっ？！

　だって病院の人から言われたんですよ？！　対象ですから申請してきてください、って。私、年齢もちゃんと言ったし、保険証も見せて生年月日も確認されましたぜ？

　でも、出来ないものは仕方がない。実費で申し込むっきゃねぇ。

　そんで再びその病院の検査の受付さんのところに電話をしたらですね、特にこれといった謝罪があるわけでもないんですよ。あー、そうでしたかー、みたいな。

　いやお前、私、今日の移動オール自転車だからね？　言ってないけど。言ってないけども、私移動全部自転車なのよ。これあなた悪天候だったらもっと悲劇よ？　私徒歩よ？　これくらいのおばちゃんが皆が皆車運転出来ると思うなよ？　今日の私の走行距離何キロかわかる？！

　とまぁそんな感じでですね、結局無事検査は予約出来たんですけども、何かもうイライラしちゃって。ダイエット中だからおかし食べてストレス発散も出来ませんし。

　もう仕方ないから千切りキャベツ山盛り食べましたわ。