第617話 明日は

 といっても予約投稿ですから、これが投稿される頃にはもう終わってる話なんですけども、まぁ、明日がXデーなんですよ。


 これでピンときたあなたは宇部ッセイ上級者です。

 ぜーんぜんわからなかったというアナタ! 大丈夫、普通はわかりませんて。


 宇部家の毎年恒例の行事といえば、アレですよ、アレ。何でかわからないけど、だいたい何かしらが起こることでお馴染みの『人間ドック』!


 いや、こっちとしてはですよ。

 ふざけるつもりもありませんし、わざとネタを作っているわけでもないわけです。そりゃあそうですよ私の健康がかかっているわけですから。いつだって真剣勝負。なのに、ネタが向こうからやってくるんですもん。


 とはいえ、さすがにこの地でのドックも4回目(だったかな?)、勝手もわかってますし、さすがにもう何も起こらないでしょう、と。むしろ何も起こすつもりはないですよ。ちゃんと番号札があることも知ってますし(第一回は張り切って早く着いたのに番号札を知らなくて最後の方になった)、担当の看護師さんが知り合いのママさんだったことを想定して、ちゃんと足首付近の毛も処理します(前回、心電図の担当が知り合いで未処理の足首を晒してしまった)とも! 


 さて、人間ドックが間近に迫るとですね、もう私の頭の中はBのことで頭がいっぱいなんですよね。え? Bって何だ? 突然のイニシャルトークはやめろ? いやぁ、だってこれの投稿時間、朝の5時6分なんですよ? そんなフレッシュな目覚めの時間に堂々とウ〇コの話出来ます? そりゃあイニシャルトークにもなりますよ。まぁ、いまズバリ単語出しちゃいましたけど。


 とにかくですね、こっちの頭の中はKB便のことでいっぱいなんですよ。出るか? 出せるのか? そして私はうまく採取出来るのか?!

 なので食事の方もですね、どうにか『出る』を意識したものになりますよ。全力で『出る』方に振り切ったメニューですよ。助けて食物繊維!

 軽い運動も大事という話ですが、こちとら自転車なら毎日漕いでますし、汗のかき具合とか息の上がりっぷりから見て、これは『軽い運動』であろう、と。完璧。

 あとはまぁ、水分ですか。飲みます。たくさん飲みます。


 そんなこんなで食事に軽い運動、そして水分! ここまでお膳立てしてもですよ、Bの野郎と来たら


「いやもう全然お構いなく」


 みたいな感じで、私の体内から出て行ってくれないんですね。まったくこのお客さんったら、こっちが「ぶぶ漬けでもいかがどすそろそろ出てけや?」って言うとですね、


「おっ、楽しみですねぇ」


 みたいな感じなんですよね。

 伝われ、この思い。

 恐らく私が京都人じゃないもんですから、効果が薄いんでしょうね。ぶぶ漬けの使い手への道のりは険しいようです。


 ただ、どういうわけだか今回は食事・運動・水分の三兄弟の力がうまくかみ合ったのか、案外すんなりと出て行ってくれましたね。


 とまぁ、朝っぱらからこんな話で申し訳ありませんね。

 まさか私もまるまるBの話で終わるとは思っていませんでしたわ。

 

 次話が『第618話 またもやらかした』みたいなタイトルにならないよう、気を引き締めて行ってきます!

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