第555話 ゾロ目回だけど

 ゾロ目回ですね、ゾロ目回。

 そんでしかも555。これはね、私に仮面ライダー555ファイズの話をしろって言ってるようなもんですよ。ねぇ、これ。そう思うでしょ? だって仮面ライダー555以外に『555』のものって存在する? しないでしょ?


 ま、書きませんけど。

 だって見てないんですもん。どうもあの顔が好きになれなくて。


 というわけで今日はね、ゾロ目回だってことを一旦忘れてね、一旦どころか完全に忘れてね。忘れ去ってね。忘却の彼方でね。全然555関係ない話しようかと思いまして。この貴重な555のゾロ目回にね。いいの、ほら、次666来るから。もうオーメンの話するっきゃねぇやつ。



  最近、自分でもよくわからないんですけど、なんかそわそわわくわくする時があるんですよね。あーもー、これ書きたーい、とか、あれ作りたーい、みたいな。

 何でしょうね、夏がそろそろ終わるので調子が出て来たのかもしれません。宇部さんは基本的に暑さに激弱侍なので、夏場はあんまり本調子じゃないんですよ。といってもあれですよ? 夏に書いたやつが軒並み面白くないかって言ったらね? ていうか逆に冬場に書いたやつが超絶面白いかって言ったらね? それはまぁちょっと違うというか。


 いや、書きたいなぁって話はいっぱいあってですね。いや、そんないっぱいでもないんですけど。


 そんで途中まで書いては「やべぇエッセイこっちのストックが!」みたいなことになって勢いが落ちてそのまま放置、っていうのが定番の流れなんですよね。そうでなくとも例のカフェ小説やオリヴィエの続きが残ってますし(一応完結にはなってますが)、ちょっとお直しする気満々でひっこめちゃった長編小説も残ってるっていうのに。それでも新作書きたくなっちゃうのって何なんでしょうね。


 今年こそは新作をカクヨムコンに上げるぞ! ってね。普通はこうやって書いたら後に引けなくなって頑張る、みたいなのがあるじゃないですか。私、去年のカクヨムコンの短編でオークの話を書いてるって言ったのに結局間に合いませんでしたから。(負の)実績があるわけです。もうね、こういう時は「ふふっ、それがアマチュアの強みよね」みたいな感じで逃げるんですよ。私は逃げ道を常に確保しているんだ。


 なのでね、書き上がるかわからないけどちょっとここに書いちゃいますが。


 最近ほら、このエッセイもそうですし、例のカフェ小説もそうなんですけど、完全にコメディ作家(アマチュア)になっているものですから、いつものあの病気がですね、再発してきたんですよ。


 あーもー、ドロッとした嫌な話(シリアス路線)とか書きたい、っていう。


 イケメンとか全然出てこないやつ書きたい。いや、例のカフェ小説も主人公枠のマスターがまさかのイケメンじゃないわけですけど。そういうんじゃなくてね。もうガチの人外のやつね。こないだこのエッセイで BJブラックジャック先生とかフランケン博士がどうこうって話書いたんですけど、そういう天才外科医というか、マッドサイエンティストに作られた化け物の話が書きたいんですよ。私、言ってなかったかもしれないんですけど、人外キャラが好きなんですよね。二足歩行の獣人も大好きですし、頭部だけ獣とか、獣じゃなくてもいっそ無機物っていうか何なら黒板消しとかでも全然OKみたいな。そんな見た目で中身が紳士とか最高ですよね。


 問題はそれが長編にまで持っていけるかってことですね。出だしと最後は決まってるんですけど、これ、そんな膨らむかな? っていう。

 これがコメディでしたら膨らませるのは案外簡単っていうか、宇部コメディでは最早定番ですからね、ストーリーにはほぼほぼ関係のないギャグパート入れちゃうの。それで良いのか、と思ったりもするのですが、きっと私に求められてるのはその辺だろうってことでね、特にコメディに関しては好きなようにやらせてもらいますけど。


 というわけでね、コツコツとエッセイのストックを作って、カクヨムコンじゃなくても何かしらのコンテストとかにどこに需要があるかわからないシリアスな人外キャラの話を出したいですね。


 いまのところこれのストック2日分すらないんですけど。

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