第496話 いよいよ
やって参りましたよ。
5です。
なんていうんですかね、パズルのピースが全部合わさった感じっていうのでしょうか。あぁ成る程な、みたいなのはありますね。というのも、この『13日の金曜日』、初期の頃は ~前回までのおさらい~ みたいなのが冒頭にありまして、前作でのジェイソンさんの活躍ぶりやら、そもそもジェイソンさんとは何ぞや? みたいなのを教えてくれるんですけど、この3と5を見ていなかったために、「正直顔は見分けがつかんけども、この殺害法に関してはまったく見覚えがないぞ」、みたいなのがあってですね。白人の男女の顔はどれも同じに見えるのに、そっちに関してはちゃんと覚えているのです。
というわけで、成る程、あれはこのシーンだったのね、みたいな感じ。ようやっとすべて見ました。いやぁ、良かった。
さて、トリを飾りましたのは、5。
そうです、4が完結編だったのに対し、しれーっと作られた続編です。そんで、これの次の6の副題が『ジェイソンは生きていた』なわけですから、完結して生き返るまでに何があったのよ、というのがこの5だったわけです。
もちろんネタバレは極力避けたいと思いつつ、しかし、さすがにこれを書かねば何が何やらわからないのでもういっそ書いちゃいますけど。ネタバレ駄目ゼッタイ派の方はここでお別れ、ということでお願いします。ネタバレしても全然OK! 今後も見る予定はないぜ! or ネタバレしてても楽しめちゃう派だぜ(それは私)! という方はこのままお読みください。
はい、というわけで。
今回のジェイソンさんは主に、4の完結編でジェイソンさんにとどめを刺したトミー君(ジェイソンさんのカリスマ性(?)にあてられて自分も闇落ちしかけた)の幻覚&模倣犯、というやつでした。なので、厳密にはジェイソンさんではなかった、という。成る程、そりゃあ6で生き返りますわ。今回はまだ死んでたんですね。
それでも最後の方まではわかりませんからね。いや、多少弱いな、くらいは思ってたんですけど、まさか模倣犯とか思わないじゃないですか。というわけで、今回もハラハラドキドキで見ていたんですけど、私個人的に今回最も盛り上がったのがあれですね。
白人女性と黒人の少年が小屋に逃げ込む→ジェイソンさん(偽者)も入室→おや、あっちのドアから何か音がするぞ、ははぁさてはあそこに逃げたな?
で、マチェーテ片手にオープン・ザ・ドアー! からの、チェーンソー持った白人女性がババァ――――――ンンン! の、ブゥ――――――ンンン!!
出た! チェーンソー!!
ここでも出してきた! しかし惜しいっ! 持ってるのお前かいっ! 黒人の少年の応援にも熱が入りますよ。マチェーテVSチェーンソー! 絵的には断然チェーンソーに軍配が上がるところなんですけど、そこは所詮か弱い女性。突然のエンジントラブル(燃料切れ?)も相まって、マチェーテの勝利となるのです。やはりシンプルな方が強いのかもしれません。あとはもう単純に腕っぷしですかね。
それと、そのちょっと前(小屋に逃げ込む前)に、白人女性が追い詰められて「こりゃもう駄目だ。珍しく女性全滅パターンか?(男性は全滅しがちだけど、女性は必ず一人は生き残る)」なんて思っておりましたら、黒人の少年が重機(大きさは田植え機みたいな。何でしょう、耕運機とかですかね)で、それが収められていたであろう車庫(?)の壁を破壊しながらバリバリバリバリバリゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!! って颯爽と現れて彼女を救うシーンも衝撃でしたね。何、米国では女性もチェーンソーを扱えるし、子どもでも重機運転出来るの? それが自由の国アメリカってやつなの?
まぁいずれにしてもですよ。
これにて私の『13日の金曜日大会』は幕を閉じたわけです。
エッセイのネタにもなってくれましたし、大満足ですね。
さぁ、500話まであと4話となってしまいました。
現在のところ、全くのノープランです。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます