第485話 リメイクというか
さてご存じ、見たら書く、でお馴染みの私です。
見たんですよ、ジェイソンさんのリメイク。リメイクというか、『リブート』というみたいですね。正直なところ、リメイクとリブートの違いがよくわからんのですけど、細かいところはまぁ良いです。
一体全体どんな話なのか、っていうのはもちろん『ネタバレ、ダメゼッタイ!』なので書きませんけども、そうですね、のっけからジェイソンさんのお母さん役として出て来たのが、スタートレックDS9の『キラ・ネリス少佐』役のナナ・ヴィジターさんで、もうそれだけでこれは見る価値あったな、と。まぁ、あっという間に退場なさいましたけど。
流れはまぁお決まりのやつですよね。
多少調子に乗りまくってるヤングが例のキャンプ場の近くにある別荘でウェイウェイしていたら、縄張りを荒らされたジェイソンさんが――……!! っていう。ここに少々それ以外のストーリーで肉付けして、みたいな。今回はですね、兄と妹ですね。行方不明の妹を探すお兄ちゃんが出てきます。兄と妹の組み合わせ(エロい意味ではなく)が大好物の私としては、よしよし、なかなか良いじゃん、となるわけです、が。
問題はアレですね。
これは吹替だと少々アレですね。
どうしたんでしょう、声優さん。ちょっとあんまり合っていないような……、という方がいたりします。
さて、肝心のジェイソンさんですけども。
やはりリブートとなりますとですね、シリーズの中でもっとも『当たり』と思われる時の姿を採用される感じなんでしょうね。ジェイソンさん、私の印象なんですけど、回を重ねるごとに大きく成長してるんですよ。もちろん最初は子どもでしたからね。そこからスタートして、多少大きな成人男性から、君、良い身体してるよね、アメフトとかやってた? あ、ホッケーだよね、マスク被ってるもんねHAHAHA! みたいなサイズになってるわけです。ジェイソンさんサイドとしても、一番恰好良い時の自分でやりたかったんでしょうね。
そんなわけで、ムキムキの大男ジェイソンさんです。
ご安心ください、ちゃんとスタート時は布袋でした。私風に言うと、『布袋玉三郎』ルックですね。だけれども、ファンはみんなあの姿のジェイソンさんを待ってるわけです。あの、ホッケーマスクのジェイソンさんを。
うまいこと発見するわけですよ、ホッケーマスク。これきっと米国では各家庭に必ず1つあるようなアイテムなんでしょうね。確かにウチにも謎の木彫りのお面とか飾ってありましたからね、それと同じ感じなのかな、って。
今回のジェイソンさんはすごいですよ。
何か色々頭が良いんですよ。罠を張ったりするんですよ。
何事も力で解決! みたいなこれまでのジェイソンさんとは一味違うんですね。いつの間にそんな知能を身に着けたのでしょう。しかし、子どものジェイソンさんがたった一人でそこまで成長するためには、やはり知恵を着けねばなりませんからね。当然の結果かもしれません。
あ、そうそう、これ大事なところなんですけど、今回のジェイソンさんは、これまでのシリーズを一切無視(?)して作られていますので、ちょいちょい返り討ちにあって湖に沈められてた、みたいな部分がないわけです。なので、全然ぬるぬるしていません! 多少血でぬるっとはしますけど、それがなかったらむしろジェイソンさんではありませんから。ぬるぬるが苦手な方にも安心してお勧め出来ます。
とにかく、ぬるぬるしていないムキムキのジェイソンさんが、リア充ヤングメンをバッタバッタとやっつける、という内容です。
今回、ちょっと陽気なアジア男性が出て来るんですけど、ホラー作品にアジア人が出て来ると間違いなく殺されると聞いたので、ちょっとハラハラしました。あとあれですね、アジア人なら、「あっ、この顔立ちは韓国系かな。少なくとも日本人じゃないな」とか微妙(?)な違いがわかるんですけど、欧米人だと一切顔の違いがわからないですね、やっぱり。
それからやっぱりチェーンソーは使ってませんでした。リブートでもチェーンソーには手を出さない男、ジェイソンさん!!
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