第400話 宇部ッセイ、舞台化するってよ

 するわけないです。秒で否定します。

 するわけないですけど、まぁ、400話ですからね。これ系の話になるということはもう大方予想出来たのでは、と思います。


 何せ、書籍化(してない)、アニメ化(してない)、実写化(してない)、ラジオ(してない)、ドラマCD(出してない)、DVD&Blu-ray(出してない)、さらにはソシャゲ(なってない)ですからね。こうなったらあとはもう舞台ですよ。2.5次元とやらになるっきゃないわけです。


 ただね、不安しかない。

 だって、2.5次元ですよ。0.5部分がわからないんですよ。ていうか、これ2次元で良かったんじゃないかなぁって。ああ、でも一度アニメになってるから(なってない)良いのかな。


 ていうか、私を誰が演じるんだろう。ここはやはり原作に忠実にいくべきなんでしょうか。そうなると、私になっちゃうんですけど……。いや、どうしてもね、ファンタジーの要素を出す必要がある、観客に夢を与えなくてはならない、ということであればね? うん、まぁ、北川景子さん辺りにオファー出してみるけど……。一応『地球人・日本人・女性』っていう共通点があるんで、あながち間違いじゃないと思うんでね。あっ、あとほら、既婚女性だし。ああ、でもまだお子さんいないのか。そんじゃ駄目だ。ちゃんと息子と娘がいる女優さんにしないと。

 

 というわけで、『女優 既婚者 一男一女』って検索してみたら、『カイヤ』が出て来たんですけど。あのW不倫でどえらい騒ぎになった川崎麻世さんの奥様ですね。このエッセイの読者さん達、宇部ッセイが舞台化だー、って見に行ったら、明らかに日本人じゃない私が出てきてびっくりするんじゃないかなぁ。


 駄目だ。さすがにカイヤではない。あんなにグラマラスではないし、金髪でもない。金髪でしたっけ?


 しかし、ちょっと私の検索能力の限界でですね、もう全然わからないのです。恐れ多くも、イギリスのキャサリン妃と第一子第二子のタイミングが同じだったのですが、あちらはもう一人お生まれになりましたし、こちらからそんなオファー出したら、さすがに消されますからね。このエッセイがではありません、私そのものがです。


 なのでまぁ、とりあえずカイヤにしときます? 私もう少し日本語ナチュラルにしゃべれるんですけど。ああでもそうなると旦那が川崎麻世さんになるのか。ていうか、一応我々スーパー円満夫婦ってことでやらせてもらってますんでね? そういうW不倫夫婦はちょっと……もう少し仲の良い夫婦でお願いしたいところ。


 そんであれだ、舞台ってことはやっぱり歌ったりするんでしょうね。軽くミュージカルな感じなんでしょう? そういうイメージなんですけど。ということは、歌の上手い方にお願いしないといけませんね。例え元ネタ(私)がド下手でも。やはりお客さんもいることですから、ジャイアンリサイタルになったら大変ですから。チケットの払い戻しとかやってませんのでネェー。


 よっしゃ、それじゃアレだ。

 松たか子さんにお願いしよう。

 『松』繋がりで! 松清の『松』繋がりで! もうこんなほっそいほっそい私の髪の毛よりほっそい繋がりに懸けるしかないわけです。大昔、父親から「松たか子ちゃんに似てるね」って言われたこともあるし! まぁ、ウチのパパンは、その時に流行っている女優さんに似てるね、っていうのが女性に対する褒め言葉だと思ってるタイプの人間なので、たぶんいまだったら「広瀬すずちゃんに似てるね」とか年齢的にも確実に無理があることを言い出すんじゃないかと思うんですけど。ええと、いま旬な女優さんって広瀬すずちゃんで合ってます? 個人的にはアリスちゃんの方が好きなんですけど。


 さて、安定のくだらないお話でこの貴重な400回を締めさせていただきます。


 ちなみに、私が高校生の時に似ていると言われたことのある芸能人は『岡本真夜』さんです。そうかなぁ……? というのが正直なところですし、恐らく岡本さんサイドもそう思っていると思います。


 

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