第383話 頭の中が和菓子に(※宣伝回)

 もう『すべてがFになる』ばりに、頭の中がすべて和菓子なんですよ。何言ってんだって? ええ、私もそう思いますとも。


 というのもですね、このエッセイを読んでくださっている方はもう薄々感づいていらっしゃるかもなんですけど、私ってやつは結構すぐその気になると言いますかね、褒められるとすーぐ調子に乗っちゃうところがあるわけです。特にこの分野に関しては。


 あっ、ちょっとイケるかも、とか、ちょっとコメント欄盛り上がったかも、くらいのことですーぐ書いちゃう。

 ほら、いつだったか書いた謎の異世界転生モノ『クジラに転生したら、俺の彼女の足が10本ある件について』とかね。えっ、何の話? って人は第140話へゴー!

 

 それからほら、これは結構ヒットしたんじゃないかなっていう『高男子力男子のすゝめ』ね。カクヨムコンでは本当にお世話になりまして、こいつもですね、★100まであともう少しという、何かもう出世頭みたいなポジションにいるわけです。これもこのエッセイ発ですからね。


 そんで、冒頭の『和菓子』って何よ、って話なんですけど。

 先日N岡様の自主企画で、Twitterでタグを8つ募集して~、というのがありましてね、それで一作書いたわけですね。あんまり宣伝ばかりしてもあれなので、リンクは貼らないでおきます。ちょっと面倒なのもあるんで(本音)。

 それがですね、もう私の中で大いにバズったわけです。ありがたいことに、登場人物についても中々の高評価でしてね。そんでもって、長編で~みたいな声もあったんですよ。

 私みたいなのは、そういうの聞き逃しませんから。自作に対する好意的なご意見は逃さずキャッチしますから。レビューなんていただいたら割と一日中事あるごとに眺めてぐふぐふ言ってますから。


 そんでもう盛り上がっちゃって盛り上がっちゃって、よっしゃもう書くっきゃねぇと思って書いたんですよ。公募に出せるように、目標10万字で。これでどこにでも出せる!


 その話ね、まぁちょいちょい和菓子が出るわけです。手芸屋さんの話なのにね、どういうことよって我ながら思いますけど。そしたらですね、一応私、オリヴィエ旅行記でね、異世界の架空グルメではちょっと知られた(ごくごく狭いコミュニティで)存在なものですから(嘘ばっかり)、その和菓子だってそれなりに一から作りたいっていうかね? いえ、違いますよ? 実際には作りません。ただね、実在するやつ(『御勝手屋羊羹』とか『赤福』とかね)は出したくないわけですよ。


 架空の和菓子屋を考えて、そこの商品を考えて――、なんて最高に楽しい時間を過ごさせてもらったわけです。それでもう、いま頭の中が見たこともない和菓子でいっぱい、ていうね。いや、あるのかもしれないけど。


 そんでまぁ、このエッセイのストックとか、ヨムヨムとか色んなものを犠牲にして、出来たわけなんですけど、問題は、まだタイトルが決まってない(これを書いた当時では)、っていうね。


 なんかこうばちこーんとインパクトのあるタイトルをどうにか考えなくちゃいけないんですけど、何せ頭の中にあんこが詰まってましてね。ええ、今回のエッセイがまた一段とグダグダなのはそういうわけでございます。


 そんな新作を本日から毎朝6時3分に公開します。

 1章は既に短編として公開済みなので、そこは一気にだーっと大盤振る舞い。ちょこっと変わってる部分もあるんですが、まぁ大枠は変わってませんので、既に読んでくださっている方は2章からぜひぜひ。


 タイトルは果たしてどうなったのか、その辺をぜひお楽しみに(そこ?!)。


 はぁ、今日はがっつり宣伝でしたわ。申し訳ございませんね。


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