第378話 またこの時期が

 といっても、お得意の予約投稿なものですから、もう全然タイムリーな感じではなくなってるんですけど、あれですよあれ。


 カクヨム4周年。

 またお祭りが始まる感じですね。わくわくしちゃう。


 そういや去年のいまごろは、カクヨムからのお知らせなんて逐一チェックしていなかった癖に、たまたま『お題で書こうぜ。皆勤賞には図書カードもあげちゃうぜ』ってやつを見つけてですね、こいつぁ参加せな! と張り切って皆勤賞いただいたわけです。


 でもねぇ、今年はどうかしらねぇ。

 正直ちょっと去年ので懲りたと言いますかね。

 楽しかったは楽しかったんですけどね、もうとにかく忙しくて。そう、去年はそんな中、子ども達がインフルにかかったんですよそういえば。それで私も仕事を休めたっていうのも大きかったですね。だけど、今回はありがたいことにインフルの方は無事でして。ただまぁ、コロナさんの影響で予期せぬ春休みが始まっちゃいまして、もうそっちの方でわたわたなんですわ。


 なので、今年は読む方で参加しようかなってね。

 そんな予定でおります。

 ただ、もう「これは書かずにはいられねぇ!」ってお題が出てきたら書くかもですけど。ただ、とにかく皆勤賞にこだわるのはやめよう、と。


 さて、これだけだとまだまだ500字ちょっとなのでね、またも残りの字数は我が子ネタで埋めていきたいと思うんですけど。


 子どもって、すーぐ影響受けるじゃないですか。

 息子がですね、いきなり「それでは手品を始めます」って言い出してですね。何かこう、いつもより低い声を出すわけです。たぶん、精一杯大人を演じてるんですよ。


 おお、一体どんな手品を見せてくれるのかな、ってね、こちらは正座で待機するわけです。どうやら、何もないところから何かを出す、っていうやつをやりたいらしくて、左手の上にティッシュペーパーをふわりと掛けてですね、もにゃもにゃもにゃって呪文を~みたいなことをやりだしたんですね。


 でも、ティッシュですから。

 正直ちょっともう透けてるんですよ。

 あーもうこれ、アレだな、ソフビ乗っかってんな、ってバレバレなんですよ。でも基本我々は乗っかりますから。全力で乗っかりますから。ただ突っ込みは入れさせてもらいますけど!


 で、何回か手品を見せてもらってたんですけど、だんだんキャラが定まって来たっていうんですかね、もにゃもにゃの呪文的な部分も何かしっかりしてきたんですよ。しっかりしてきたっていうか、何かぴったりの言葉を思いついた! みたいな感じと言いますか。


 でも子どもですからね。とにかく本人は「僕いまそれっぽいこと言ってる!」って満足げなんですけど、こっちとしては「???」ですよ。


 そもそも最初の言葉が、


「いまからおびき寄せます(キリッ」


 ですから。


 おびき寄せるの? そういう手品って、あれ、おびき寄せてるの? 召喚的な?


 まぁ、一応伝わっては来るから、おびき寄せるでも良いんだけど、ただ、その後の呪文がですね、


「出て来い出て来いマジックショー」


 って言ってるんですよ。

 もうね、何が何やら。


 お前がおびき寄せたいのはそのソフビだろ?

 マジックショーって何だよ!


 そんでアシスタント(旦那)! 

 そーっとティッシュをめくってソフビを差し込むのは良いけど、見えてる! 完全に見えてる!! そこまであからさまにやられたら、さすがに見えてない振りするのきつい!


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