好きなことを、好きなだけ

第230話 その時はどうするの？

　何か最近球技やら何やらの試合多くないですか？

　柔道とか、ラグビーとか、バレーとかね。

　もううすうす感づいてらっしゃるかと思いますけど、私、宇部はスポーツ全般が苦手でして、それにルールなんかもまったくわかりませんし。だからつまり、自分から進んではまず見ないんですよ。その手の番組って。

　だけど、やはり旦那は男の子。スポーツが大好きなようでして。いまのこの『男の子＝スポーツ好き』みたいな文章で人権団体が動かないか心配です。

　それは置いといて。

　まぁ好きなんですよ。ボクシングとかの格闘技も見ますし、やれ柔道だラグビーだってね。

　私はこれといって見たい番組があるわけでもないので、全然チャンネルお譲りするんですけど。で、旦那が「おおっ！？」とか言ってる横でこそこそとスマホでカクヨムってるんですけど。

　外国人選手を見て、ふと思ったんですよ。

　タトゥー入れてる人、結構いるな、って。

　別にね？　向こうの国じゃあ、日本みたいな『入れ墨＝やくざとかチンピラ』っていうのありませんしね？　もう全然カジュアルにタトゥるらしいじゃないですか。だから別にそれは良いんです。してること自体は。ただ、日本（こっち）では温泉とか無理なんじゃないかなーってだけで。それとも外国人は免除？

　それよりも、いや、選手なんですよ。

　差し支えないのかな？　って。

　タトゥーがどのようにして入れられるのかわからないですけど、入れ墨とは違うとか聞いたりするんですけど、とりあえず入れ墨ってめちゃくちゃ痛いって聞いたんですよ。

　じゃあ、タトゥー入れた日って、練習どうなってるの？

　あっ、私その日、タトゥーなんで休みまーす、みたいな感じなの？　って。

　練習を一日休むと～、なんて名言があるじゃないですか、一日休むと自分にわかって、二日休むと批評家にわかって、三日休むと聴衆にわかる、って。これ言ったのピアニストの方らしいんですけど、引用する人結構いるような気がします。そりゃあ休んでるんだから、自分にはわかってて当たり前だろって、ずっと思ってるんですけど、そこはまぁ良いです。

　このタトゥーの痛みがどれくらいで収まるのかわかりませんけど、仮にその日ちょっと痛むだけだとしても、翌日からそんな激しい運動とかして良いもんなんでしょうか。私の勝手なイメージですと、一週間くらいは要安静なんですが。ボクサーとか、そこ打たれたらめちゃくちゃ痛そうですよ。ちょっとタンマタンマ！　堪忍してぇな、タトゥー（ココ）ばっかり狙うの無しやて、自分。おっちゃんのこれ、昨日入れたばかりやねん、って。

　どうして関西弁になったのかわかりませんけど。

　まぁ、東北弁だと伝わらないと思ったんでしょうね、無意識的に。

　そんなことは置いといて。

　旦那が手に汗とビール（発泡酒）握ってる横でね、そんなこと考えてます。

　あと、見たこともない国旗とか出て来ると、騒ぎます。

　ちなみにこないだびっくりしたのはジョージアの国旗です。多いな、十字架！　ってひとしきり盛り上がりました。教養０なものですから、初めて見たのです。どこの国？！　って思ったらジョージアだったという。

　日本以外の国同士の戦いでは、名前にぐっと来た方を応援します。

　本当にスポーツを愛しておられる方、ごめんなさいね。

　そして、隣でこんなわけのわからん盛り上がりをみせている私にいちいち付き合ってくれる旦那よ、ありがとう。