第10話 なぜか好きな言葉

 突然ですが(まぁ大体突然ですけど)、皆さん、なぜか気になる言葉ってありませんか?

 好きな言葉、と言い換えても良いんですけど、それだと、愛とか、平和とか、仲良しとかそういう感じになるじゃないですか。

 そうじゃなくて。


 例えば『限定』とか『お1人様2つまで』とか、『オーガニック』、『ボタニカル』などなど。

 これが書かれてるとつい買っちゃう、選んじゃう、目がいっちゃう、みたいな。

 じゃ『半額』とか『○%OFF』もそうですね。

 いや、その辺のは置いといて。


 私ね、何でかよくわからないんですけど、『耐熱』って言葉が好きなんですよ。


 もっというと、『耐熱ガラス』です。

 もちろんこれについてもマニアックな知識なんてないです。何でか好きってだけで。

 謎なんですよ。謎。自分のことが一番わからないタイプ。


 一時期、ヤフ○クでやたらと耐熱ガラス検索してましたもん。危うく買うところですよ。そんなにいらないっつーの。


 耐熱ガラスの計量カップとか、ボウルとか。レンジOKみたいなの書かれるとアウトですね。あれ、じゃあむしろ『レンジOK』に弱いのでは。うーん。たぶん違う。違うと思いたい。『直火OK』でもテンション上がりますから。


 それからやっぱり『超合金』ですかね。おっと危ない。このまま行けばまたも特撮エンドを迎えることになってしまう!

 ここはぐっと我慢だ我慢。


 あと、イタリアーンなレストラーンに行って、これが書かれていると高確率で頼んじゃうのは『ナス』と『トマト』絡みですかね。そこまで大好物ってわけでもないんですけどね。

 パスタ+ナス+トマト っていうのが良いんでしょうね。これは無敵の組み合わせ。


 で、あとはもちろん『冬』『北』『雪』この辺りでしょうか。

 『夏』『南』『海』ではなかなか物語を作るのが難しいのですが、寒い系だと良い感じに浮かんでくるわけですよ。何かこう……幻想的な感じ、というのか。


 『夏』『南』『海』ってリア充の香りがプンプンするんですよ、しちゃうんですよ。私と対極。ウェイウェイ言ってるイメージ。ちょーマジウケっしー、とか言ってる感じ。すみません、偏見ですけど。

 何か、ファンタジーといえばウェイウェイの夏より、しんとした冬な感じがしません? しませんかねぇ。


「ちょマジで魔王とかやべーし、俺マジ怒ったし、とりま倒しとくっしょ」


 みたいなノリの勇者とかちょっと嫌だなーって。

 ビーサン履いてて茶髪で小麦色の肌の勇者とか、世界救う理由がチャラそうだし。いや、これがこれでアリなのかな? イけなくもなさそうですけど、私には無理です。


 誰か書いてませんかね。逆に気になる。気になる逆に。


 短めなら読んでみたいです。このノリを100話とかちょっと無理かもしれません。

 いや、待って。このノリで100話書けるその文章力を学ばせてもらった方が良いのでは。これは挑むべき。挑むべきこれは。


 まぁでも、自分だったらやっぱり、南極越冬隊みたいなもっこもこの装備で、ヒグマみたいな魔王倒しに行くお話を書くでしょうね。


 もこもこ勇者はほとんどしゃべりません。マフラーで口元をしっかり覆っているからです。迂闊にしゃべるとマフラーが吐息で凍ってど偉いことになってしまうのです。


 しまった! それじゃ話が進まない! 私の書く話はだいたい会話文が多いのに!

 こうなったらテレパシーしかねぇ! 基本脳に直接語りかけていくスタイル。


 ……って、ほーらまた関係ない話で終わった。

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