第252話スキル確認
早速増えたスキルを見ていこう。
あれ?むしろ減っている。
理への干渉・・・これは統合スキルって事かね?弄れる幅は15かまぁ良し。
匠・・・練成やらはこれに統合されたのね。何処までできるかは試すほかないか。
軍神・・・自分の庇護下とか自軍のとかその辺の底上げの統合か全部4割か敵さんのも4割減、普通に強い。
加護・・・様々な加護をまとめたようだ。内容は受けるダメージの軽減6割5分。あとは状態異常無効。わかってはいたがゲーム感が凄い。
トラブルメーカー・・・面倒な連中に目をつけられてるし仕方ない。
ステータスは一向に上がらないただし、思考だけは50000を超えた。もう少し生存に直結するステータスが欲しいのだが、無い物は仕方ない。
ここまでは統合があっただけ並列操作があれば面倒ではあるが似た事ができる。問題はここからだ。
交渉権(神)・・・依頼を受ける時に報酬を交渉できる。
正直依頼が無い事が一番なんですが。これはダイスの結果ではなく、これからを鑑みて渡されたって所だろうか。
肝心のダイスロールの結果だが・・・鑑定できない。黒く塗りつぶされている。鑑定のレベルが足らないのだろう、少し残念な結果だったが。得る物はあったし良しとする。
確認が終わった所で自分の屋敷に向かうとしよう。奴隷の解放が目的だ、正直精神衛生上あんまり良い物じゃないのよね。まぁ現代の日本だって形が変わった奴隷制度のような物はあるから、強くは否定しないが。通常雇用の方が気分が楽なのだ。
じゃあ何故奴隷を買ったかって?教える時の問題とかあったからだ。これが受付とかなら普通に雇用したとも・・・誰に言い訳してるんだろう俺は?
それからは早かった。奴隷商の所に行き、解除の手続きをした。向こうはもう解放するのかと驚いたが、俺は「買った額以上の分は稼いだ。ここからは普通に給料を出し、雇用するのが筋ではないか?」と訪ねると、「奇特な人ですね、例のエステとやらなのでしょう?彼女達は本当に幸運だったようだ。私共としては貴方のようなお客様は本当にありがたい。これからも是非よろしくお願いします」
と言われたが、よほどの事が無い限り無いだろう。
次に屋敷に向かい、金銭の管理している者と話、仕事ぶりを確認した。簡易な貸借対照表を教えていたので確認は楽だった。彼女達に金銭で給与を渡す事を伝える。
色々呼び出しを受けているようだが。
「君は俺を見ていない。この内容も手紙で届いたって事で頼むよ」
彼は苦笑いで承知しましたと返す。貴族様も王様も正直面倒なのだ。それより、自給自足へ体勢を整えたい。
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