【R15】第4弾 この痛みは「先払い」の痛み

 主人公・JKマキエの死すら覚悟するほどに凄まじい生理痛は、”未来の自分が産んだ4人の娘の生理痛”をも押し付けられ、地獄のごとき痛みを「先払い」していたものであった。

 未来(2055年)では、タイムマシーンの開発した博士の妻となっており、(少しばかりの整形による)美貌もお金も(夫のものではあるが)名声も手に入れているマキエであるが、4人の娘たちは母であるマキエの体は思いやってくれる者はいないというオチ。

「親なら子供のために何でもしてくれて当然よ!」って感じの娘たちをマキエは持つこととなる。



⇒【ややホラー風味な】この痛みは「先払い」の痛み【ショートショート第四弾】

https://kakuyomu.jp/works/1177354054886979910

(公開日:2018年10月3日)



★作者コメント★

 双子のシンクロニシティについて話が広がっていくのかと思いきや、なんとタイムマシーンやら、”クライアントが感じる痛みを血を遡って過去、もしくは未来に移動させる”やら、中途半端な魔術的SF展開となりました。

 しかし、5人分もの生理痛を1人で受け止めるとは、なんとむごい……

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