人の外見や特徴
人の外見や特徴を強調するための技法。
1. ~のようだ、といえるような他の何かになぞらえて強調する(暗喩) (p225)「白雪姫」「生ける屍」「人間火力発電所」
2. その人物を連想させるようなもので置き換える(換喩)(p225, p244, p437)「赤ずきんちゃん」「
3. 特徴的な人体の一部を抜き出す(提喩)(p225, p265)「青ひげ」「カオナシ」「メン・イン・ブラック」
4. 他者の視点から見た描写を視点の不整合を無視して短く挿入する。読者が混乱するのを避けるために、その部分の周辺では登場人物の考えをあまり入れないようにするのがコツ。(p525)「花子は正月の不摂生を後悔しながら、アパートの階段を駆け下りる。階下から隣の部屋に住む太郎が上がってきた。『おはようございます』彼は走ってくるぽっちゃりしたOLに挨拶した。『おはようございまーす』花子はそう言いながら太郎の横を通り抜けた」
あえて考えを入れるのであれば、明確な意図を持ってやること。以下の例は体型に関する主観の食い違いを表現することを狙って書いてみた。「あーあ、正月食べ過ぎちゃったよ。ダイエットしなきゃ。私はそんなことを考えながら、アパートの階段を駆け下りる。階下から隣の部屋に住む太郎が上がってきた。『おはようございます』彼は走ってくる、ぽっちゃりとかわいらしいOLに挨拶した。『おはようございまーす』私はそう言いながら太郎の横を通り抜けた」
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