第2話 白いコノヨ
俺は
皆は分からないだろう?最後の誕生日プレゼントが死だなんて。
あ、後。自殺だけど自殺じゃないよ。友人が俺を殺した。しかもその友人の親が警察のお偉いさんらしくもみ消されたんだって。
それでなんでかまだ生きてる。もう死んだと思ってたら前が明るくなって、目を開けると白い部屋にいた。そこにはえらく露出度の高い服を着た幼げな女性が居た。
俺「・・・。」
女性「あの、大丈夫です?」
女性は俺を心配そうに見てくる、
俺「大丈夫も何もどちらさん?」
そう聞くと、オドオドしながらこう答えた
女神「あ、す、すいません!あいさつが遅れました。わ、私はこの「地球」の担当をしている言わば神様です。」
神ぃ?んじゃここは某異世界に行く前の神の部屋なのか、
俺「はぁ。で、その神様がこの一般庶民に何か御用なんでしょうか。」
女神「は、はい。えっと、その、誠に言いにくいのですが。」
俺「早く言ってくれ。」
女神「す!す、すいません!その、貴方は地球にて死亡してここに来てしまっていて、」
俺「そうだな。」
女神「そこで貴方が死ぬ際、強い願望の様なものが体から溢れ、今の状況におります。」
この流れは!まさか異世界に行ける流れでは!
俺「それでその願望とは?」
女神「『復讐する』という願望でした。貴方思ってないでしょうが心の中では懇願に近い願いを思っていました。」
まじかー、やり返しだったか。
女神「そして、神との会議の結果。力を与え、現世へ送り返す事になりました。」
俺「わざわざ、帰ることになるのか。それでその能力は?」
女神「え、えらくスパッとしていますね。それは戻った際に「ステータス」と念じれば画面があるのでそれで見れます。」
俺「後のお楽しみなのか。んで、いつ帰れるんだ?」
女神「『ある二人』と会って貰って送り返しますので、こちらへ。」
と言われながら案内されたのは、
俺「和室か」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます